1 : 科学者が「完璧なゆでたまご」調理方法の研究論文を発表 フェデリコ2世ナポリ大学とイタリア国立研究評議会の科学者は「完璧なゆでたまご」を調理するためにはどう調理すれば良いかを徹底的に研究し、それを論文にまとめて発表した。 科学者らによれば、完璧なゆでたまごを調理する際の問題点として白身と黄身でそれぞれ調理に適した温度が異なるだという。具体的に言えば、白身(卵白)は85℃で凝固するのだが、黄身(卵黄)の部分はそれよりも低い65℃で凝固してしまうのだ。 この難問を解決するため、科学者はまず数値流体力学シミュレーターを用いて、たまごの様々な調理手順をモデル化した。 1 たまごを100℃に沸騰した熱湯に入れ、2分間ゆでる 2 熱湯から取り出したたまごを、こんどは30℃のぬるま湯に入れ、2分間待つ 3 以上を交互に、合計32分間繰り返す 研究者らは核磁気共鳴分析 (NMR) や、高分解能質量分析装置(HRMS)といった手法を用いてたまごを詳細に観察しつつ調理した。そして調理をしている間に、卵白の温度が35~100℃の間を行ったり来たりしたのに対し、卵黄は67℃で安定的に温度を維持したとのことだ。全文はソースで 10 : 卵の大きさと初期温度が提示されていない 卵は大玉でも黄身の大きさはさして変わらなかったりするから黄身への熱伝導が変わってくるし 室温なのか、冷蔵されていたものかで変わってくるはず…