らーめん再遊記(12) (ビッグコミックス) 1: 2025/02/01(土) 09:08:41.54 ラーメン店入店に500円 値上げせず行列解消 「パス」導入の動き ラーメン店で、入店するための「パス」を客に求める動きがでてきている。商品の値段を上げずに行列を解消する狙いで、料金は400円前後が多いという。 「6時間待ち」の行列を解消 東京・銀座で2018年に開店したラーメン店「銀座八五」は、ミシュランガイドにも掲載された人気店だ。メインの中華そば(1200円)などを目当てに、インバウンド(訪日客)も多く訪れる。 1月下旬、開店の1時間前には20人ほどの列ができていた。並んでいたアメリカ人夫婦は「ロサンゼルスでもラーメンは人気がある食べ物。ユーチューブで絶賛されていたお店だったので、ぜひ来たかった」と話した。 店では整理券を配布したり、名前を記入するボードを設置したりしたが、行列は「6時間待ち」になることもあった。 そこで23年11月からは、開店の午前11時から正午までは並び順、正午以降は30分ごとに時間が設定された500円の「パス」の購入者に限って入店できる仕組みにした。 3回目の来店で北海道から訪れたという公務員の男性(32)は「他にはない味。いつ入れるか分からずに並ぶのは難しい。席確保に500円を払う価値がある」と話した。 店主の松村康史さん(65)は「ラーメンの値段を上げずに行列を解消したかった」という。パスの導入は、仕込みなど段取りの効率化やリピーターを把握できるメリットもあるという。 ※関連記事 【悲報】個人ラーメン店、大量倒産へ……