1 名前:ばーど ★:2025/01/31(金) 11:33:32.80 ID:1KKcBn7T.net 「彼女が不安だと言って3倍の値段でアシアナ航空を予約しました」 今年2月、済州(チェジュ)旅行を計画している会社員のキムさん(29)は、片道3万3000ウォン(約3500円)の格安航空の特価席を予約しようとしたが、恋人の引き止めで片道10万ウォンのアシアナ航空のチケットを予約した。キムさんは「チェジュ航空事故以降、不安で他の航空会社の旅客機を予約したが、今回のエアプサン事故を見て旅行を取り消した方が良いか悩んでいる」と話した。 昨年12月、務安(ムアン)チェジュ航空事故から1カ月ぶりに金海(キムヘ)空港のエアプサン火災事故が発生し、格安航空会社(LCC)を避ける現象が見えている。チェジュ航空事故の場合、「対人員比運航回数の過多」と「整備不良」問題が指摘され、エアプサン事故機も直前48時間の間に計17回運航したことが明らかになり、LCCの安全に対する不安心理が大きくなったためだ。 香港旅行を準備している大学生のチェさん(26)は、「同行する友達が国内の格安航空は怖いと言って、名前すら聞いたことのない香港LCCの航空券を予約した」とし、「香港のLCCはレビューもあまり良くなく、手荷物料金も別に支払わなければならないので10万ウォン以上さらに支出したが、国内の格安航空は最近事故が多いので避けたい」と話した。エアプサン航空機火災当日、フィリピン行きの航空券を買ったパクさん(28)は「家族と一緒に行くなら他の航空会社を選んだが、一人旅なのでコスパが重要なのでLCCを選んだ」と話した。 チェジュ航空事故以降、格安航空会社を避ける現象は数値でもわかる。30日、国土交通部の航空情報ポータルシステムによると、チェジュ航空、ジンエアー、ティーウェイ航空、イースター航空、エアプサン、エアソウルなど韓国の主要LCC6社の旅客数は、惨事発生週間である昨年12月23~29日の利用客135万6520人から今月初め115万900人へと着実に減少してきた。そうするうちに今月中旬(1月13~19日)に小幅に増えて123万3606人を記録した。事故発生週に比べて約9.06%減った数値だ。特に、チェジュ航空の場合、同期間34万2575人から25万1330人へと26.64%急減した。さらに、28日のエアプサン火災事故による不安心理まで反映されれば、年明けの旅客数はさらに減るものとみられる。 通常、航空機事故は死亡者が発生する確率が1000万分の1程度と低いが、一度発生すれば莫大な人命被害を出すので社会的波紋が大きい。専門家は再発防止対策などを徹底的に立てるのがLCCを利用する市民の信頼を回復する方法だと強調した。 仁荷(インハ)工業専門大学航空経営学科のイ・フィヨン教授は「航空整備や乗客安全関連の諸般基準を今よりさらに強化する必要がある」とし「エアプサン事故も原因が補助バッテリーと糾明されれば、これを機内持ち込み規制品目に指定する案を講じる必要がある」と話した。また「1997年大韓航空グアム墜落事故以降にも6カ月程度全体的な航空需要が落ちることを見たが、今回も少なくとも半年は市民の不安が続くものとみられる」と見通した。 一方、エアプサン火災の原因が携帯用補助バッテリーという推定に説得力が増し、X(旧ツイッター)などでは「補助バッテリーを機内に持ち込む場合、座席上の物入れに収納せずに手の届くところに置く」などの「コツ」を伝える掲示物が共有されたりもした。韓国交通安全公団の「航空保安365」ホームページにも市民の関心が集まり、「補助バッテリー」が検索ランキング1位に上った。航空危険物運送基準によると、容量100Wh(ワットアワー)以下の補助バッテリー(リチウムイオンバッテリー)は機内の持ち込みが可能で、委託手荷物では送ることができない。 中央日報日本語版 2025.01.31 08:50 引用元:…