転載元: 征夷大将軍 ★ 2025/01/26(日) 22:55:54.66 ID:fSfA4QOT9 創価大・立石正広は右の大型三塁手。どのチームも補強したい右の和製大砲である。昨年11月の明治神宮大会で「評価」を決めたと言っていいだろう。佛教大との1回戦で、右越えの先制2ランを放つと、勢いは止まらない。3安打を記録し、富士大との2回戦でも2安打。環太平洋大との準決勝は打撃戦となり、10対8の7回裏、試合を決定づける豪快な2ランを左翼席へ運んだ。この試合も3安打。青学大との決勝でも2安打を記録し、大会最多記録を更新する10安打。打率.667(15打数10安打)、2本塁打、6打点と大暴れした。懐の深い打撃フォームで、どんなボールにも対応できる。MLBスカウトも注目するスラッガーは「東横綱」であり、ドラフト1位での競合も確実の状況だ。 「西横綱」には健大高崎高の本格派右腕・石垣元気を配置する。昨春のセンバツでは左腕・佐藤龍月との二枚看板で初優勝に貢献。昨夏の甲子園で自己最速タイの154キロをマークし、秋の関東大会では球場表示で158キロを計測した。石垣本人は“公認”としていない数字であるが、ポテンシャルの高さは間違いない。今春のセンバツ甲子園(出場32校を選出する選考委員会は1月24日)は有力の立場であり“最速更新”が期待されるところだ。なお、昨夏以降、トミー・ジョン手術を受けた同僚の佐藤も世代屈指の実力であり、復帰できれば、有力候補に挙がってくる。 昨年11月の明治神宮大会で2本塁打を放った創価大・立石[写真右]と、昨秋の関東大会の球場表示で158キロを計測した健大高崎高・石垣[写真左]を東西の横綱に配置する 大関2人には153キロ右腕を配置した。明大・高須大雅は192cmから角度あるボールを投げ込む。静岡高時代から注目されていたが、4年後のドラフト1位を目指すため、大学進学した背景がある。大阪桐蔭高の153キロ右腕・森陽樹は高校世代を代表する右腕で、ドラフト1位での指名を見据え、練習に励む。中学時代から軟式球で最速143キロを計測し、脚光を浴びた。チームメートの右腕・中野大虎も強気の投球が武器で、今夏は両輪で7年ぶりの全国制覇を貪欲に狙う。 明大の153キロ右腕・高須[写真右]は192cmの長身右腕であり、大阪桐蔭高の153キロ右腕・森[写真左]もポテンシャル抜群だ。大関2人は「ドラフト1位」でのプロ入りを目指す 関脇には昨年、東京六大学で9年ぶりの春秋連覇に貢献した早大の151キロ右腕・伊藤樹。もう一人は昨年、チームとして年間タイトル4冠(春、秋のリーグ戦、全日本大学選手権、明治神宮大会)に貢献した青学大の152キロ右腕・中西聖輝が君臨する。2人に共通しているのは、ゲームメーク能力の高さである。さらに、関脇には25年の捕手評価1位とされる明大・小島大河は打力に長けた司令塔だ。 捕手でナンバーワン評価となりそうなのが明大・小島。「打てるキャッチャー」として注目を集めている 中京大・高木快大のストレートには、球速表示以上の伸びがあり、打者を圧倒できる能力がある。小結には投打二刀流である滝川高・新井瑛汰、先述の大阪桐蔭高・中野と将来性あふれる右腕2人を入れた。さらには、動きの良い内野手の近大・勝田成には輝ける場所があるはず。仙台大の152キロ左腕・渡邉一生は考えて投げる投球ができ、人気が集まるかもしれない。 近大・勝田は163cmと小柄ながら、内野手としてセンスの良い動きを見せる。昨年は大学日本代表でもプレーした ここまで挙げた上位12人がドラフト1位候補も、この段階では、あくまでも「予想」の範囲である。前頭6枚目までが上位24人。球春が到来すれば、番付は大きく変動する可能性がある。内野手では強打の三塁手の法大・松下歩叶には一発長打がある。東海大・大塚瑠晏は守備力で評価を集めそうだ。 2025年1月24日(金) 11:00 週刊ベースボール…