1 : 「認知症」と「軽度認知障害」の推計患者数は今後も増加の一途を辿り、2040年には双方合わせ約1,200万人にのぼると見られ、これは高齢者の約3割にあたると試算されています。 そうしたなか、2024年12月に「認知症施策推進基本計画」が閣議決定されました。 自治体も独自の対策を行っています。例えば、荒川区では2024年12月から認知症高齢者などの個人賠償責任保険を開始。 これは故意ではない事故で損害賠償責任を負った場合に補償される保険で、申請が通れば荒川区が保険料を支払うので自己負担がありません。 対象となるのは、区内在住、40歳以上の医師が認知症と診断した人、もしくは65歳以上で10個ある区のチェック項目の結果が20点以上となった人です。 このチェック項目の内容は「物を置いた場所が分からなくなることがある」、「5分前に聞いた話を思い出せないことがある」などで、4つの選択肢(「全くない」が1点、「時々」が2点、「頻繁」が3点、「いつも」が4点)から回答を選んで点数を算出するということです。 続きは↓ 【画像】 8 : 徘徊するようになったら無茶苦茶するからな。善悪の区別もつかないし自分がやってる事が犯罪行為でも本能のまま突き進むし介護する側としては1番厄介な状態。…