1: 煮卵 ★ 2025/01/12(日) 14:48:01.12 ID:FCP7eTYh9 「男は外、女は内」と言われた時代は過ぎ去り、女性も男性と同様に働く時代。子育てのサポートを親(祖父・祖母)に頼るケースは少なくありません。 しかし、老後に入って孫の面倒を見ることは、想像以上の負担になることも少なくないようです。 ◼当たり前に毎日現れる孫たち。最初はうれしかったが… 松尾義男さん(仮名・76歳)は、妻の和美さんとの二人暮らし。60歳で仕事を定年した後は5年ほど介護施設で送迎のアルバイトをして、65歳からは夫婦で完全リタイアの生活を送っていました。 穏やかな夫婦の生活に変化が訪れたのは70歳を過ぎたとき。娘の真紀子さん(仮名)一家4人が徒歩5分ほどの距離に引越してきたのです。 真紀子さんは小学生の子どもが2人いるママ。どちらも男の子です。夫婦で共働きの真紀子さんは、仕事と子育ての両立に悩んでいました。そして、松尾さんたちにこう訴えたのです。 「夫も私もこの子たちのために働かなきゃいけないけど、あまりに大変で。お父さんとお母さんも、私たちがそばにいたら何かと安心でしょう? 助け合いながらやっていけないかな」 確かに娘の悩みもわかります。それに、松尾さん夫婦にとって孫たちはこの上なくかわいい存在でした。近くに来てくれるなんて願ったり叶ったり。最初はそう思っていたのですが……。 実際引っ越してくると、状況は一転します。孫は毎日、学校が終わると自宅ではなく松尾さんの家に帰宅。残業などで帰宅が遅くなりがちな真紀子さん夫婦に代わり、夕飯の準備や習い事への送迎も松尾さん夫婦がすることが多くなりました。 最初は「ごめんね、毎日面倒見てもらっちゃって」と言っていた真紀子さんも、すっかり頼るのが当たり前に。孫は「今日のご飯なに~?」と松尾さんの妻に普通に聞いてきます。 そのまま孫たちが家に泊まっていくことも多くなり、いつしか松尾さん夫婦がメインで子育てをしているような状態になっていました。 ◼年金暮らしに厳しい、じわじわと出ていく「孫費用」 年末年始はさらに過酷な状態に。真紀子さん一家はもちろん松尾さんの家に集合。さらに、遠方で暮らす長男一家も訪れ、大騒ぎに。にぎやかで寂しくないといえばそうですが、疲労も一層強くなりました。 松尾さんは孫たちの遊び相手、妻の和美さんは料理と片付け。とてもゆっくりとしたお正月とはいえませんでした。 肉体的にはもちろん、金銭的な面での負担も少なくありません。夫婦の年金は月19万円ほど。 家計に余裕があるとはいえない中から孫たちの食費を出し、欲しがるものがあれば買ってあげてと、ちょっとした積み重ねがじわじわと松尾さんたちを苦しめました。しかし、娘に請求するのも親としてためらいがあります。 「孫がかわいいことに変わりはないけど、さすがにここまでは面倒見られない。こんな生活がいつまで続くのか……」 そう切実に考えるようになりましたが、忙しく働く娘夫婦を見ると突き放すこともできず、頭を抱えています。 (略) 内閣府による令和2年度「第9回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査結果」によれば、高齢者が望む子どもや孫とのつきあい方について、以下のような結果が出ています。 ◼子どもや孫とのつきあい方 「子どもや孫とは、いつも一緒に生活できるのがよい」 18.8% 「子どもや孫とは、ときどき会って食事や会話をするのがよい」 56.8% 「子どもや孫とは、たまに会話をする程度でよい」 10.4% 「子どもや孫とは、全くつき合わずに生活するのがよい」 0.7% 「わからない」 8.8% 「無回答」 4.5% 上記の通り、もっとも多い割合を占めるのが「ときどき会って食事や会話をするのがよい」という選択肢。 「いつも一緒に」という回答も少なくないため、もちろん人それぞれ意見は違いますが、自分にとって適切で無理のない距離感が必要ということでしょう。 全文は↓ [THE GOLD ONLINE] 2025/1/12(日) 8:32 引用元: ・【孫費用】「こんな生活いつまで続くのか」…孫の「今日のご飯なに?」に“年金月19万円・76歳夫婦”の笑顔が曇る切実な理由 [煮卵★]…