転載元: ひかり ★ 2025/01/08(水) 10:53:19.90 ID:BtVocH6b9 「ちょっと太りやすくなりました」という体質の変化に、年齢を重ねたことを実感する。ソフトバンクの武田翔太投手が7日、みずほPayPayドームで契約更改交渉に臨んだ。2025年は4年契約の最終年で、現状維持の1億5000万円でサインした(金額は推定)。「まずは自分自身で今年は絶対にやってやるという強い気持ちがあるので。それを全面に出しながらやるべきことをやって、マウンドにまた立てるその日まで全力で突っ走っていきたいと思います」と決意を口にする。 2011年ドラフト1位で宮崎日大高からソフトバンクに入団した。1年目に8勝、防御率1.07という成績を残し、2015年には13勝。翌2016年は14勝を挙げるなど、若きエースの誕生を疑わなかった。しかし、以降は怪我に苦しめられる。昨年4月には「右肘内側側副靭帯再建術および鏡視下肘関節形成術」、いわゆるトミー・ジョン手術を受け、リハビリ組での調整が続いている。 プロ14年目となる2025年は4年契約の最終年、4月には32歳を迎える。キャリア初の1軍登板なしに終わった2024年についても「悔しい気持ちもありましたし、自分の中ではそれ以上に復帰できるのかという不安と、自分の中で毎日戦うというか。ここで(手を)抜いたら遅れるという気持ちを常に持ち続けてやってきた」と振り返った。リーグ優勝を果たした1軍の力になれず、リハビリの日々。焦りが募る中で、必死に足元を見ようとしてきた。 「トミー・ジョンを受けたのは自分の中でも節目というか、手術するとは思っていなかったので。正直、不安に思う時の方が多かったんですけど。日を追うごとに改善点が見つかったり、自分を見つめ直すことができました。後悔のない1年だったとは思いますし、新たなことに挑戦できた1年でした」 昨年12月には渡米し、ノースカロライナ州にある施設を利用して段階を踏んできた。チームメートの有原航平投手から紹介されたといい「アメリカだったら最先端と言われているところに行ってきました。他の選手もそうですし、学ぶことがとても多かった。基本的にデータだとか、そういうところでした。メカニックをもっと細かくするところです」という。復帰を目指す途中ではあるが、レベルアップするための取り組みは絶対に欠かさなかった。 プロ入りして13年間、食事やフィジカルにおいても徹底的に研究を重ねてきた。そんな右腕でも米国での発見は「今まで経験したことの“枠外”のようなことです。(表現するのは)ちょっと難しいですけど」と唸るしかなかった。同施設では、ドジャースで2024年の開幕投手を務めたのタイラー・グラスノー投手とも会話をしたといい「質問もできましたし。彼もリハビリで来ていて、食生活やトレーニングについても聞きました」とやり取りを明かした。 1月中に再渡米し、同施設で本格的にトレーニングを積む。傾斜を使った投球も再開していく予定だ。「(目的は)一番はスピードです。手術をして、自分の中で不安も取れてきたので。まずは土台をしっかりと作ること」と今後を見据えた。「一番自分自身が楽しみだと思っていますし、今までにないところを見せられたらいいなと思います」。もう1度、プロの世界で花を咲かせるために。背水の陣で2025年を戦う。 フルカウント…