845:1/2:2007/08/25(土) 02:58:47 ID:Zv/8f9wK05年ほど前、学校や会社の備品(蛍光灯とかね)を配達するバイトをしてた。 1日10件ほどを車でのんびり回る楽なバイトだった。 ある日、いつものように小学校に配達に行ったら、用務員のおじさんが 「この備品は体育館の倉庫にいれておきたい」って言うから、二人で荷物抱えて体育館に行った。 その日は夏休み中だったので学校に児童は居なかった。体育館もシーンと静まりかえっていた。 倉庫は舞台の上手(かみて)から下手(しもて)に抜ける地下通路にあった。 10年ぶりぐらいに小学校の体育館の舞台に上がり 『なつかしいな~。舞台こんなに低くかったっけ?』などとキョロキョロしていた。 そのとき視線を感じてふと天井を眺めた。すると舞台の天井に架かっている橋 (お芝居のとき紙の雪とか降らす所)から、低学年ぐらいの水色の服を着た 女の子がこちらを見下ろしていた。 『なんであんなところに女の子がいるんだ?』と、不思議に思いながら見ていると、用務員のおじさんが 「あ~見ない見ない。あんまり見ていると君についてきちゃうよ」 と、言って地下通路の倉庫の方に歩いていった。 ・・・俺についてくる!? なんか背筋に寒気がはしり、俺は急いでおじさんの後を追った。…