1: 2023/04/02(日) 06:34:18.43 ID:NpWa2+zC0 中学受験の“不合格”で母親が「無気力症候群」に、受験うつ専門医に聞く、親が結果を引きずる背景とは 2023年度の首都圏中学入試の受験者数は、過去最多の6万6500人。一層の激戦のなか、希望通りの合格をつかめなかった家庭も少なくない。 受験のメンタル面での悩みに向き合う心療内科「本郷赤門前クリニック」の吉田たかよし院長によると、受験生本人よりも親のほうが残念な結果を引きずってしまい、無気力になるケースがあるという。 * * * 志望校に合格できず心が沈むのは、ごく正常な気持ちの動きです。中学受験は親の役割が非常に大きいですから、挑戦した本人はもちろんのこと、全力で伴走した親だって、悔しくないはずがありません。ただ、結果にとらわれすぎてメンタルを悪化させてしまうと厄介です。 実際、親御さんのほうが受験結果を引きずってしまうケースが多いのです。私のクリニックに訪れる動機は子どものメンタル面の不調ですが、よくよく話を聞くと実は親がトラブルの震源地ということがよくあります。 通常の思考ができずに暴言を浴びせてしまい、子どもを追い詰めるというケースもありますが、気持ちの回復が追い付かずに、うつ症状を引き起こすこともあります。 目立つのは、母親の「無気力症候群」です。食事を作ったり、掃除をしたりといった日常のことができずに放置し、家の中が荒れてしまうというケースが少なくないのです。…