1 : 栃木県に住む本間さん(仮名)の自宅に、「特別送達」と書かれた裁判所からの分厚い郵便物が突然届けられたのは6月末のことだった。そこには、 〈原告は『ゆたぼん』の通称で活動しているYouTuberであり、現在高校一年生である〉 などと書かれた告訴状が入っており、被告は本間さんになっていた。 〈被告は、匿名で<X 旧Twitter>アカウント<A>(編集部注:訴状では実際のアカウント名)を利用して、(中略)投稿を行った人物である〉 〈本件投稿は、当時、原告の父親と共にトラックで日本一周をしている原告に対して、『クソガキ』『誰かにイタズラ嫌がらせをされたり』『事故ってくれないかな』と、原告の生命身体が害されることまで祈願しつつ侮辱するものであり……〉 告訴状にはこんな文言が並び、〈25万8,760円を支払え〉となっていた。本間さんは、慰謝料など約25万円超の支払いを要求する民事訴訟をゆたぼんに起こされていたのである。 しかし、<A>(仮称)なるアカウントは本間さんのものではなく、「クソガキ」などといった書き込みもまったく身に覚えがない。なぜ自分が訴えられたのか本間さんにはまったく理解不能だったという。 (略) ゆたぼんは弁護士に<A>の特定を依頼。弁護士が割り出したのが、本間さんだった――という流れである。 全文はソースで 2 : ネットに強い弁護士を使わないから……