■ファミリー層が減少 若者来園者の間で進むディズニー離れ。前出の吉田さんは、「やはりチケット代の高騰による離脱は大きい」と話す。 「年間パスポートが20年に廃止されてから4年程経ちますが、年パスがなくなったことで、違うところに目を向けるようになったファンも多いと聞きます。特に若年層の場合、スマホ代などをはじめTDR(東京ディズニーリゾート)以外にももっと他にお金を使いたいことがたくさんありますし、一度、金銭的理由や頻繁に通えていた要因であるツールの廃止などで足を運ぶ機会が少なくなってくると、過去のような頻度でリゾートに通うことはなかなか難しいと思われます」(吉田さん) 何十年もTDRに通う吉田さん。徐々に値上がりする歴史を誰よりも実感しているそうだが、さすがに「大人料金が1万円を超えた時」以来、客層の変化を強く感じているという。 「今まで1番金銭的に“きついな”と感じたのは、大人料金で1万円を超える日が出てくるようになってからですね。やっぱりチケット代1万円の壁は大きいです。子供料金の価格上昇の影響もあって、以前より明らかに小さなお子様を連れたファミリー層が減ってきているようにも感じます」(前同) ※詳しくは上記リンクより 関連記事…