1: 2024/09/10(火) 09:04:05.37 「お邪魔しま……!!」 部屋に入るなり、圧倒的な迫力に言葉を失った。棚を埋め尽くす箱、箱、箱……。大半が1960年代から’70年代に絶版になった、超貴重なプラモデルである。持ち主は、元テレビ朝日アナウンサーの松井康真(やすまさ)氏(61)だ。 「(富山県南砺(なんと)市井波の)実家だけで4部屋にギッシリです。20年ほど前に数えると3000点以上ありました。東京の自宅に保管したモノを合わせれば、把握(はあく)しきれません。テレ朝を定年後は、大好きなプラモデルに囲まれて暮らしています」 プラモ好きが高じ、今年3月には業界の雄『タミヤ』の模型史研究顧問に就任した松井氏。″中年オトコの夢″を叶えた元アナウンサーの、超マニアックな生き様をお届けしよう。松井氏がプラモデルの魅力に引き込まれたのは10歳の時だ。 「親戚のオジサンに、近所のなんでも扱っている『よろず屋』のような店で『好きなのを買ってあげるよ』とプラモデルを勧められたんです。理由は覚えていませんが、私が選んだのは『タミヤ』製のフランスの戦闘機『ミラージュ』と旧ソ連の爆撃機『イリューシン』でした。縮小されたフォルムは実物に忠実。しかも組み立て説明図を見ると、漢字交じりで小学生には難しい解説がビッシリと書かれています。これは子供騙(だま)しでないぞと一気に魅了されました」 松井氏は『田宮模型(当時)』の総合カタログや『タミヤニュース』を取り寄せ、プラモの世界にグイグイ引き込まれる。 「’74年の総合カタログを見ると、同年で生産中止のキットがいくつかあったんです。『大切に取っておかないとマズいな』と感じました。それからです。絶版危機のキットを集めるようになったのは」 ※関連記事 【動画】プラモ店でガンプラ箱開け高い商品にすり替えたチー牛、懇願するも警察へwwwwww…