1 名前:ゴアマガラ ★:2024/08/02(金) 20:40:56.26 ID:TERp1amI9.net パリ五輪女子サッカーでグループステージ(GS)を突破したなでしこジャパンは、現地8月3日の準々決勝でアメリカ代表と対戦する。GSを2勝1敗で突破した日本に対して、 アメリカ代表はドイツ、オーストラリア、ザンビアと同居したB組で3連勝。出場12か国最多となる9得点を決めており、攻撃力が自慢のチームだ。 アメリカのシステムは4ー3ー3が基本形。右ウイングのトリニティ・ロッドマン、1トップのマロリー・スワンソン、左ウイングのソフィア・スミスの3トップがストロングポイントだ。 ロッドマンは、NBAのシカゴ・ブルズなどでプレーしたデニス・ロッドマンの娘で、スワンソンはMLBシカゴ・カブスで活躍する遊撃手ダンスビー・スワンソンの妻。 スミスはNFLアリゾナ・カーディナルスでプレーするWRマイケル・ウィルソンの婚約者と、ピッチ外でも話題になる3トップは、ピッチ上でも抜群の存在感を示している。 GS初戦のザンビア戦では、ロッドマンとスワンソンの2発で3ー0と勝利。2戦目のドイツ戦では、スミスが2点、スワンソンが1点をマークした。3戦目のオーストラリア戦では、ロッドマンが先制ゴールを決めている。 この3トップを採用したのが英国人のエマ・ヘイズ監督だ。現役時代にアーセナル女子チームのアカデミーでプレーし、指導者に転身後は米国女子リーグでキャリアを積んだヘイズ監督は、英国ではアーセナル女子のコーチを経験。 2012年から24年5月まで率いたチェルシー女子チームでは7回のリーグ優勝に加え、FAカップを5回、リーグカップを2回制覇。20ー21シーズンには女子チャンピオンズリーグで準優勝に導いた。チェルシーでは日本の浜野まいかを指導している。 アメリカは優勝が期待された23年の女子ワールドカップで、まさかのベスト16敗退。当時のブラトコ・アンドノフスキ監督が辞任して以降、正式な監督が不在だった。そんななか、チェルシー女子を率いて優勝した23ー24シーズン終了後に、 「クラブサッカーではないキャリア」を求めていたヘイズと24年5月に契約。パリ五輪では、12年ロンドン大会で日本を破って優勝して以来、3大会ぶりの金メダルを狙っている。 ヘイズ監督が就任以降、パリ五輪のGS3試合を含めてアメリカは7試合で6勝1分け。新政権となってから1度も負けていない。英紙『Guardian』は、オーストラリア戦後の記事で、「生まれ変わったチームの象徴が、ロッドマン、スワンソン、スミスの3トップだ」と記載した。 さらに、「アメリカの新チームは、さらなる努力が必要だが、いい兆しは見えている。準々決勝の相手は日本だ。ヘイズは長年、日本のボール保持力の高さを称賛してきた。 この試合で、ヘイズが行なっているチーム改革がどこまで進んでいるのか、検証するにはいい機会になるだろう」と、日本との一戦に注目した。 24年4月に行なわれた『SheBelieves Cup』でアメリカは日本と対戦。現コーチのトゥイラ・キルゴアが暫定監督としてチームを率いて、2ー1で勝利している。はたしてパリ五輪の準々決勝は、どのような結果を迎えるのだろうか。 引用元:…