国際オリンピック連盟(IOC)は1日、「全ての人は差別なくスポーツをする権利がある」とする声明を発表した。同日に行われたボクシング女子66キロ級2回戦に、昨年の世界選手権で性別適格性検査に合格しなかった、イマネ・ケリフ(アルジェリア)が出場。賛否があるなかで、相手のアンジェラ・カリニ(イタリア)がわずか46秒で棄権し騒動となっていた。 声明では、国際ボクシング協会(IBA)が設けた性別適格性検査そのものが、IBAの事務総長兼CEOによる「突然の恣意的な決定」と断じた。ケリフと、同様に不合格とされた女子57キロ級の林郁婷(台湾)が21年東京五輪にも出場していることに触れ「2人は犠牲者」と擁護。「IOCは2人が受けている誹謗中傷に心を痛めている」と寄り添った。 ※詳しくは上記リンクより 関連記事…