1: nita ★ 2024/07/23(火) 07:14:37.19 ID:9uhMkNM+9 7/23(火) 6:11配信 デイリー新潮 電話は不要か必要か。昨今、「電話を使うヤツはバカ」といった空気感が漂うが、これについて考えてみたい。無論、ここでは「高齢者には必要です!」といった世代論を展開したいわけではない。電話が不要だと考える現役世代の、その主張の根拠を踏まえた上で、メリットとデメリットを考えてみたいということである。 電話不要論の発端は、2017年4月。「電話野郎」というワードが「はてな匿名ダイアリー」に登場し、多くの人の共感を集めたことに始まる。端的にまとめると「メールやメッセンジャー全盛時代に、他人の時間を奪う暴力的ツールである電話をかけてくるヤツはバカ。私はそんな連中を『電話野郎』と否定的ニュアンスで表現する」というものである。 堀江貴文氏も同様の主旨の発言をしているし、若者は「電話は自分のペースを乱すからウザい」と述べ、これは共感されがちである。会社の電話であっても「誰からか分からないから電話が怖い」という意見も、多くの人に喝采を持って迎えられた。 かくして「電話野郎=バカ」「電話=ムダ・オワコン」といった空気感は令和の世に蔓延しつつあるが、ここで今一度立ち止まってはどうだろうか。当たり前だが、電話も我々によって長らく使われてきた最も身近なコミュニケーションツールの一つである。頭ごなしに否定するのではなく、メリットも必ずあるはずだ。そうした観点から改めて電話について考えてみたい。 複雑な展開に 電話不要論者の多くは、電話がかかってくることによって自分の時間が奪われる、と感じているのだろう。が、それは電話だけでなく、メッセンジャーでも同様ではなかろうか。何か文言を送ったらすぐに相手のアイコンが出てきて「……」とメッセージを現在執筆中であることが示される。「おっ、今、返事を書いているんだな」と思い、それを見続けることもあれば、別のサイトを見たうえで「そろそろ返事が来ているかな」とメッセンジャー画面に戻ったらまだあちらはスマホ入力をしている最中。何か返事が来たら「この会話を終わらせるにはどうすべきか……」なんて逡巡する。そこでサムズアップやらハートのスタンプを送って「はぁ~、やっと終わった」となる。 これだって十分に他人の時間を奪ってませんか? そして、実際に返事が来た場合だって、友人同士の「了解」やら「OK」ぐらいであればいいが、ビジネスのメッセンジャーではもう少し複雑な展開になる。例えば会話の内容が、大事な得意先をどの店で接待するか、であるとしよう。 「先方の田中部長ですが、どんなものがお好きですかね?」 「…………田中さんは確か肉料理が好きでした」 「…………肉ってどんな肉ですか?」 「…………私が以前行った店は、豚しゃぶの店でしたが、おいしいおいしい、と言ってました」 「…………それだと豚肉のしゃぶしゃぶが好きってことですか?」 「…………さぁ、そこはよく分かりませんが、少なくとも肉はお好きでしょうね」 「…………焼き肉だと、どうなんですかね? 或いはステーキだと?」 「…………そこは私には分かりません」 考える時間」が発生 これってまどろっこしくないですか? このやり取りには恐らく5分はかかっているはず。これがもし電話だったら以下のようなスピード感で一気に決められる。 「先方の田中部長ですが、どんなものがお好きですかね?」 「この前、豚しゃぶ屋に行ったら気に入ってましたよ。肉が好きなんじゃないですか?」 「肉って色々あるけど、どんなのがいいんですかね?」 「まぁ、無難なのは同じ豚しゃぶ屋ですが、同じ店に行くのもなんなんで、豚トロもある焼肉屋はいかがですか? 私、行きつけの店がありますんで」 「あぁ、じゃあそこを予約してもらえますか」 「はい、分かりました」 これは1分半で終わりである。メッセンジャーだと、なまじっか「考える時間」が発生するため、「直感」による判断ができなくなる。電話だとすぐに結論をつけなくてはいけないため、スピーディにやり取りが進む。さすがに企業のM&Aやら採用ではもう少し慎重にならなくてはマズいだろうが、ビジネスにおいてそこまで深刻な判断はそうそうあるものではない。せいぜい、A案・B案・C案どれがいいかやら、会議の日程調整といったことなど、日常の判断で「コレで行く!」を決定することの方が多い。 同じことを何度も…… 続きはソースで 引用元: ・【☎】「いまどき電話を使うのはバカ」という人が見落としている“最大のメリット” ビジネスの場でも“電話が有効”と言える理由 [nita★]…