1 名前:久太郎 ★:2024/07/01(月) 03:42:03.34 ID:p0pEg/jh9.net [6.30 EURO決勝T1回戦 イングランド 2-1(延長) スロバキア] EURO2024(欧州選手権)は6月30日、決勝トーナメント1回戦を行い、前回準優勝のイングランド代表が奇跡のベスト8進出を果たした。スロバキア代表を相手に前半25分に失点を許し、枠内シュート0のまま最終盤を迎えたが、アディショナルタイム5分にMFジュード・ベリンガムが豪快なバイシクルシュートで劇的同点ゴール。また延長戦でエースのFWハリー・ケインが決勝点を挙げ、辛くも押し切った。 【動画】千両役者ベリンガム!奇跡の同点バイシクル弾 前回準優勝のイングランドは1勝2分でのC組首位突破。先発のうち10人は初戦からの4試合連続先発で、唯一毎試合先発が異なるボランチの一角には19歳のMFコビー・メイヌーが抜擢された。対するスロバキアは1勝1分1敗でE組3位での進出。こちらも先発のうち10人は初戦から4試合連続先発で、唯一起用が分かれているセンターFWはグループリーグ最終節ルーマニア戦に続いてFWダビド・ストレレツが入った。 試合は序盤からスロバキアが圧倒した。まずは前半5分、自陣左サイドで粘り強い寄せを見せ、ボールを奪ったDFダビド・ハンツコを起点にカウンター攻撃を仕掛けると、FWルカシュ・ハラスリンとのワンツーで局面を打開。最後はハンツコがペナルティエリア左からシュートを狙ったが、これは惜しくも右に外れた。 さらにスロバキアは前半12分、GKマルティン・ドゥーブラフカのロングフィードをストレレツが収め、左への展開からハラスリンがゴール前に侵入。DFカイル・ウォーカーを振り切ってシュートを打ったが、DFマーク・グエヒに阻まれた。一方のイングランドはメイヌーが随所で上手さを見せ、攻撃を前進させていたが、フィニッシュの精度を欠く場面が続いた。 そうして迎えた前半25分、スロバキアが先に試合を動かした。自陣での組み立てからDFデニス・バブロがロングフィードを送ると、MFユライ・クツカがヘディングで競り勝ち、ストレレツがボールをキープ。その間にFWイバン・シュランツがイングランド守備陣を振り切りながらゴール前に走り込み、ストレレツからのスルーパスを流し込んだ。ストレレツは今大会3点目。MFジャマル・ムシアラ(ドイツ)ら得点ランキング首位に並んだ。 そのまま迎えた後半6分、イングランドはFWブカヨ・サカからの斜めのパスをケインが収めると、しなやかなターンから左サイドに展開。これに走り込んだDFキーラン・トリッピアーのパスからMFフィル・フォーデンがゴールに押し込み、美しい連係で同点ゴールが決まったかと思われた。だが、ここでVARが介入。フォーデンにオフサイドがあったとしてゴールは認められなかった。 後半16分、スロバキアが2枚替えを行い、ハイプレスも含めて運動量の多かった前線にテコ入れを実施。一方のイングランドは同21分、負傷したトリッピアーを下げて起用待望論が高まっていたMFコール・パーマーを右ウイングに入れ、サカが左サイドバックに回った。同33分にはフォーデンのFKからケインが頭で狙ったが、まさかの枠外となった。 さらに攻めるイングランドは後半36分、MFデクラン・ライスのミドルシュートが左ポストを叩き、跳ね返りにケインが反応したが、このボレーシュートも枠外。スロバキアは劣勢に回るもアンカーのMFスタニスラフ・ロボツカを中心にボールを保持し、うまく耐えながら時間を進めていった。 そうして迎えた後半アディショナルタイム5分、イングランドが奇跡を起こした。右サイドで立て続けにスローインを獲得し、DFカイル・ウォーカーがロングスローを試みると、投じた2本目。グエヒが頭でそらしたボールにベリンガムが反応し、豪快なバイシクルシュートを突き刺した。 枠内シュート0のままベスト16敗退が目前に近づく中での劇的同点ゴール。喜びを爆発させたベリンガムはケインを誘い、両腕を大きく広げるおなじみのゴールパフォーマンスを披露し、観客を沸かせた。 そのまま試合は延長戦へ。すると開始1分、イングランドはパーマーのFKがGKに弾かれたが、こぼれ球を拾ったFWエベレチ・エゼがゴール前に押し返すと、FWイバン・トニーがヘディングで折り返したボールにケインが反応。冷静なヘディングシュートでネットを揺らし、逆転に成功した。そのまま延長後半までスコアは動かず、タイムアップ。イングランドが起死回生の逆転劇で2大会連続のベスト8進出を果たした。 引用元:…