元スレ 全てのレス 1: ◆SESAXlhwuI:2017/06/28(水) 18:11:18.71 :AF617uDl0 カリカリカリ。ゴシゴシ。カリカリ。 私も、いい加減手が疲れてきた。それでもなんとか頭を動かして、手元の紙に数字と式を書き綴る。最初は、こんなの書けてる私すごーい!ってなってたけど……もう飽きてきたよぅ。 「……プロデューサーさーん……」 「どうした?」 「疲れたので休みたいです……」 「あと数問じゃないか。とっとと終わらせよう」 酷い。却下された。分かってはいたけど、もう少し何かしてくれても良いじゃないですか。 仕方なく、唇を尖らせつつ書き続ける。隣で見ているプロデューサーさんの顔がチラチラ見えるけど……もー集中できないよー! 微妙に頬っぺたが熱くなるのを感じるけど、それでもなんとか書き進める。よ、ようやく最後の問題…… ――あれ? 「プロデューサーさん、この問題って……」 「ん、ちょいとひねられてるな。公式そのままじゃ解けないように出来てる」 「ど、どうすればいいんだろ……」 「少し考えてごらん。さっきまでやった奴を使えば出来るように出来てるから」…