1 名前:久太郎 ★:2024/06/16(日) 23:57:17.83 ID:IkKns2Vh9.net EURO2024・グループD第1節が16日に行われ、ポーランド代表とオランダ代表が対戦した。 優勝候補の一角と目されているオランダは、2大会連続11度目の本大会出場で36年ぶりの欧州制覇を目指す。予選グループBでは6勝2敗・勝ち点「18」という成績を収め、フランス代表に次ぐ2位で本大会への切符を獲得した。フレンキー・デ・ヨング、トゥーン・コープマイネルスという中盤の主力2人を負傷で欠くものの、直近の国際親善試合では2試合連続4得点で完封勝利。勢いそのままに重要な初戦に臨む。 対するポーランドは5大会連続5度目の本大会出場。予選グループEではアルバニア代表、チェコ代表に次ぐ3位に留まったものの、プレーオフではエストニアとウェールズを下した。得点源であるロベルト・レヴァンドフスキは初戦欠場が濃厚となっているが、ヴォイチェフ・シュチェスニーやヤクブ・キヴィオル、ピオトル・ジエリンスキらを擁し、優勝候補撃破を狙う。 4バックでスタートしたオランダは、ボール保持時にデンゼル・ダンフリースが高い位置を取り、3バック気味でのビルドアップからサイドへの展開でチャンスをうかがう。2分には右からのクロスがファーサイドに流れ、コーディ・ガクポが右足でフィニッシュに持ち込むも、GKシュチェスニーが好セーブ。10分には右サイドで細かくパスを繋ぎ、イェルディ・スハウテンの折り返しにタイアニ・ラインデルスが合わせたが、シュートは枠を外れた。 対するポーランドは16分に左CKを獲得。ジエリンスキのキックにニアサイドのアダム・ブクサが頭で合わせ、最初のチャンスを活かし先制に成功した。失点を喫したオランダはすぐさま反撃。20分、右CKに合わせたフィルジル・ファン・ダイクのボレーはGKシュチェスニーに阻まれたが、29分にはネイサン・アケのインターセプトからチャンスを創出。ガクポがボックス手前右から右足を振り抜くと、DFに当たったシュートがゴールに吸い込まれ、試合を振り出しに戻した。 ボール保持率を高めるオランダは42分に左サイドを崩してチャンスを作る。X・シモンズがボックス左角付近で起点を作り、内側を駆け上がったアケにスルーパス。低い折り返しにガクポが合わせたが惜しくも枠の上へ。45+1分にはロングボールを収めたメンフィス・デパイが滑り込みながらシュートを放つも、左ポストをかすめて勝ち越し点とはならなかった。前半は1-1のまま終了する。 後半立ち上がりもガクポの斜めのクロスにダンフリースが頭で合わせるなど、オランダが優位に試合を進める。54分には自陣でのボール奪取からロングカウンターを発動し、ガクポのお膳立てからX・シモンズがシュートを放つも枠の右へ外れた。一方のポーランドは58分、ボックス内右で左からのクロスを収めたキヴィオルが左足を振り抜くも、GKバルト・フェルブルッヘンの好セーブに阻まれた。 62分にジョルジニオ・ワイナルドゥムとドニエル・マレンを投入したオランダは、時折ビルドアップのミスからピンチを招くも、ボール保持率を高めてGKシュチェスニーが守るゴールに迫っていく。70分にはマレンのドリブル突破からデパイを経由し、ボールはボックス内右のダンフリースへ。至近距離から右足を振ったが、GKシュチェスニーの飛び出しに阻まれる。 なかなか追加点を奪えずにいたオランダだったが、終盤の83分に途中出場の選手が大仕事をやってのける。アケがボックス左角付近まで持ち運び、ゴール前にグラウンダーのパスを送ると、走り込んだのは2分前に投入されたばかりのヴァウト・ヴェグホルスト。左足のダイレクトシュートを沈め、オランダが試合をひっくり返した。ポーランドは失点直後、カロル・シフィデルスキに決定機が訪れるもGKフェルブルッヘンの鋭い反応に阻まれる。 試合はこのまま1-2で終了し、逆転したオランダがEURO2024初戦を白星で飾った。次節は21日に行われ、オランダはフランスと、ポーランドはオーストリア代表と対戦する。 【スコア】 ポーランド代表 1-2 オランダ代表 【得点者】 1-0 16分 アダム・ブクサ(ポーランド代表) 1-1 29分 コーディ・ガクポ(オランダ代表) 1-2 83分 ヴァウト・ヴェグホルスト(オランダ代表) 引用元:…