1: ぐれ ★ 2024/05/31(金) 22:43:23.62 ID:eidMlwvM9 ※配信 2024年5月31日 11:30更新 2024年5月31日 16:14 毎日新聞 気付けば今年も憂鬱な季節がやってきた。そんな梅雨の風物詩はアジサイだけではない。あの生き物を忘れてはならない。一見するとグロテスクではあるが、ノロノロと進む姿が愛らしい。俳句でも夏の季語として親しまれてきたが、最近あまり見かけないような気がする。背景を探ってみた。 「見かけないと実感しています。身近な生き物だったのでさみしいですね」 貝類の寄生生物を研究する東邦大理学部の脇司准教授(寄生虫学)が、そう言及するのはカタツムリのことだ。 乾燥が大の苦手 カタツムリはデンデンムシやマイマイと呼ばれる巻き貝の仲間で、背中に大きな殻を背負って外敵や乾燥から軟らかい体を守っている。日本人が童謡で幼い頃から慣れ親しんできたカタツムリだ。 6~8月に活動的になり、ジメジメした落ち葉や朽ち木の裏を好む。日本には現在約800種類が生息しているという。 脇さんによると、推定個体数などを調べたことはないため、実際にどれほど数を減らしているのかは不明だ。では、なぜカタツムリを目にする機会が減ってきたと感じるのだろうか。脇さんは「乾燥化」をキーワードに挙げる。 都市化によってコンクリートやアスファルトが増えると街の風通しが良くなり、乾燥化も進む。緑豊かな公園でもカタツムリのすみかとなる落ち葉を、ブロワーと呼ばれる送風機で清掃する場面もよく目にする。 体のほとんどが水分のカタツムリは、乾燥が大の苦手。そのため、粘液をまとったり殻に入ったりして乾燥から身を守っている。 人間にとっては利便性や快適性を向上させる行為が、カタツムリにとっては死活問題になり得るのだ。 「出無精さ」が育んだ地域性 「市街地に新たに造られ、いろいろな木や生き物がいる公園がありますが、そこにはカタツムリはほとんどいないですね」 カタツムリに魅せられて約55年。滋賀県立琵琶湖博物館の中井克樹・特別研究員はこう指摘する。 続きは↓ 引用元: ・【】梅雨なのにいない? あの「陸の貝」はどこへ [ぐれ★]…