1 スマートフォンなどで手軽にアルバイト応募ができるようになったことで、連絡なしで面接を「ドタキャン」する応募者が目立ち、採用者側が困惑を深めている。面接直前に待遇がより優れた別の募集先に乗り換える際に連絡しない事案が多い。 背景には効率重視やSNS(ネット交流サービス)慣れなど「Z世代」特有の事情があるとみられる。 対策として、求人サイトの運営会社はオンライン面接などのサービス活用を推奨する。 「面接に3人来る予定だったが全員が辞退した。しかも断りの連絡があったのは1人だけ。若者の感覚がおかしくなっている」。奈良市内のラーメン店の50代店主はあきれ顔だった。 今年1月、バイト1人採用のため大手求人サイトに登録したが問い合わせも少なく、ようやく3月に3人の面接日を設定したが結局1人も会えなかった。 「他の商店主からドタキャンの事例を聞いていたが、人ごとと思っていた」。求人掲載料を3カ月間で約10万円支払ったが採用には至らなかった。人手が足りないため、営業時間を短縮しながら一人で切り盛りしている。 「複数案件に応募」が遠因か バイト求人サイト「タウンワーク」を運営するリクルート(東京)は「インターネットの普及でバイト探しが容易になり、求職者1人が複数の案件に応募できるようになった」ことが遠因とみる。 2 そんなもん昔からよくあるだろ 3 昔からや 4 言うほど最近か? 5 時給を200円ぐらい上げて募集してみ まともな人が応募してくるから…