※簡単要約 マッキンゼーの報告書によると、中国の新エネルギー車(NEV)オーナーのうち、次に購入する車がEVであると回答した人の割合が、2022年の98%から2023年には78%にまで減少しました。 「EVを買って後悔しましたか?」との質問に対して、「後悔した」と回答した人は大都市では10%だったのに対し、地方都市では54%となりました。主な不満点は充電の問題で、特に公共充電ステーションの設置が遅れていることが挙げられています。 これらの問題を解決する選択肢として、プラグインハイブリッド車が注目されており、2024年4月には前年同月比で95.7%増の33万1000台が販売されました。 また、純粋なEVの販売台数は11.1%増の51.9万台で、このペースが続けば来年には販売台数が逆転する可能性があります。 さらに、中古車価格も課題となっており、中国での3年落ちの中古車価格を見ると、日系やドイツ系の内燃車は新車の65%程度の価格を保っているのに対し、EVは50%弱にとどまっています。これは、EVのバッテリーの状態を客観的に評価する手法が確立されていないため、消費者が疑心暗鬼になってなかなか買い手が見つからないという問題があります。 元記事:…