ファミレスチェーン「ガスト」の看板を、ホンダ車が「進入禁止」の標識だと誤認識するケースが、SNSや車両の口コミで報告されている。 ホンダ車に関しては最近、ラーメンチェーン「天下一品」のロゴを進入禁止の道路標識と誤認識してしまったことが、話題になったばかりだ。さらに、ガストや天下一品だけでなく、日産車がENEOSのロゴを進入禁止と誤認識するケースも報告されている。 X(旧Twitter)では、ファミレスチェーン「ガスト」の看板を、ホンダ車が車両進入禁止だと誤認識したという事例が投稿されている。価格.comの「N-BOXカスタム 2017年モデル」に関する口コミでも、「天下一品の看板はほぼ確実に、ガストの看板は雨天時に時々進入禁止の標識と誤認識します」という投稿がある。 (引用:) また、日産のADAS「プロパイロット」は過去に、ガソリンスタンド「ENEOS」の看板を車両進入禁止だと誤認識したという。 天下一品、ガスト、ENEOSのロゴに共通しているのは、赤系の丸に白で文字が表示されているという点だ。 天下一品の白文字は漢字の「一」であるため、赤丸に白の横線1本の車両進入禁止標識と間違えやすいのも、確かに納得感がある。 しかし、ガストやENEOSは白文字ではあるが複数の文字で構成されている。人間だと普通、車両進入禁止標識と同じには見えないはずだ。 自動車メーカー各社のADASによる誤認識問題。Xでは半分笑い話として捉えられて拡散されているケースもあるが、車両が自動運転化される際の画像認識でこうした自体が起きると洒落にならない。もちろん、そのときは認識精度が今より高くなっているとは思うが、今後、こうした課題の解決は開発各社にとって大きなテーマとなりそうだ。…