1: 影のたけし軍団 ★ 2024/04/09(火) 16:30:56.83 ID:??? TID:gundan あなたはコロナに感染したことがあるだろうか。もし一度でも感染していたら、あなたの「心不全」のリスクは爆発的に大きくなっているかもしれないーー。 そんな衝撃の事態を示唆する研究結果が発表され、医療関係者の間で強い危機感が持たれている。 研究を発表したのは、日本最高峰の科学研究所で数々のノーベル賞受賞者を輩出している理化学研究所と、京都大学の共同研究チーム。 論文は昨年末に発表されたもので、新型コロナウイルス感染症が心不全のリスクを高めること、そして心不全患者を急増させるおそれがあることに強く警鐘を鳴らしている。 心不全とは、何らかの疾患が原因となって心臓のポンプ機能が弱まり、全身に送る血液が減ってしまうこと。心不全になると血液の循環が悪くなり、臓器に十分な酸素や栄養素を送ることができなくなる。なかでも影響が大きいのが肺だ。 心不全になると、肺に血がたまり、ちょっと歩いただけでもすぐに呼吸困難に陥ってしまう。さらに、一度心不全になると決して心臓が元の状態に戻らないというのもやっかいな点だ。 実はこれまでも、コロナにかかると、たとえいったん治ったとしても後遺症として心臓に不具合が出る人が一定数いることはわかっていた。 北海道循環器病院理事長で、「新型コロナウイルス心臓後遺症専門外来」を開設した大堀克己氏が言う。 「当院でも、コロナに感染し回復した患者さんで、突然脈が速くなる『頻脈発作』を起こした方がいました。ちょっと体を動かすだけで心拍数が140~150になってしまう。そういうコロナ後遺症は目立っています。 なかにはコロナ完治後に大動脈解離を起こした方もいらっしゃいました。このように、コロナが治ったと思っていても、数年後に心臓の血管に異常が起きる例が見られます」 ではなぜ、コロナに感染すると心不全のリスクが高まるのか。京都大学医学部附属病院特定准教授で、研究リーダーの升本英利氏が解説する。 「問題は新型コロナウイルス感染症が、見かけ上は治ったように見えても、ウイルスが心臓に残り続けている可能性があることです。心臓に残ったウイルスが、思わぬ悪影響を与えることがあるのです」 以前から、一度コロナに感染し、回復したとしても、心臓にウイルスが残り続けている可能性は指摘されてきたが、今回、升本氏らが発表した研究は、その点を証明した形になる。 「私たちはヒトiPS細胞を使って心臓を模倣したものをつくり、この疑似心臓をコロナに感染させました。すると、一度コロナに感染した心臓は、たとえ回復して見かけ上は元気になっても、心臓にウイルスが残り続けることがあるとわかったのです。 心臓にウイルスが残っていると、なんらかの要因で心臓が低酸素状態になったときに、一気に心不全になってしまう可能性があります」 心臓にウイルスが残っているものの、普段の生活にはなんら支障はない。ところが、そのウイルスがいつ心臓内で爆発的に再活性化して悪さをするかわからない。 一度でもコロナに感染していると、そうした「心不全予備軍」になっているかもしれないのだ。 さらに恐ろしいのは、こうした心不全予備軍が次々と心不全に陥り、日本社会全体で心不全患者が爆発的に発生する「心不全パンデミック」が起きかねないということである。 心不全の患者数は、がんの罹患数約100万人を超える約120万人と推定されているうえに、心不全の発症数は増加し続けている。ここからさらにコロナ後遺症による心不全患者が増える可能性があるのだ。心不全パンデミックが起きる未来は、もう目の前に迫っている。 このままでは、爆増した患者を医療機関が受け入れきれず、医療が機能不全に陥ってしまうかもしれない。 実は、すでにコロナ後遺症によると見られる心不全患者増加の影響は出始めており、医療現場では”パンデミック前夜”の状態になっている。 かわぐち心臓呼吸器病院副院長で日本心不全ネットワーク理事長の佐藤直樹氏が言う。 引用元: ・【京都大学と理化学研究所が大警告!】「コロナに感染」で「心不全のリスクが高まる」の衝撃研究結果・・・研究リーダー「一度コロナに感染した心臓は、心臓にウイルスが残り続けることがあるとわかった」…