1: ごまカンパチ ★ 2024/04/03(水) 19:20:32.56 ID:f2PDsc0J9 自分の周囲でも「膵臓がん」に罹患する人が増えていると感じている酒ジャーナリストの葉石かおりさん。 日常的な飲酒が膵臓がんのリスクを上げるのではと心配になります。 膵臓がんの早期発見で大きな実績を上げる、JA尾道総合病院副院長の花田敬士氏に、膵臓がんのリスクとアルコールの関係について聞きました。 ※略 病気の初期にはほぼ症状が出ず、「サイレントキラー」とも言われる膵臓がん。 胃がんや大腸がんとは異なり、「発見が非常に難しく、自覚症状が出たときには進行してしまっている」という印象が強く、誰もが恐れている。 特に酒好きは恐れているだろう。なぜなら、膵臓がんの罹患リスク要因として、アルコールが挙がっているからだ。 では、どうしてアルコールは膵臓がんのリスクを上げてしまうのだろうか? 膵臓がんまでいかずとも、「急性膵炎」や「慢性膵炎」になってしまったら、 それがやがてがんにつながるリスクはないのだろうか? 「尾道方式」と呼ばれる膵臓がんの早期発見プロジェクトを立ち上げ、5年生存率を大きく改善させたJA尾道総合病院副院長で、 『命を守る「すい臓がん」の新常識』を上梓された花田敬士氏に、膵臓とアルコールの関係についてお話を伺った。 ■がんの部位別死亡者数で「膵臓」が4位に 先生、このところ毎日のように「膵臓がん」という文字をニュースなどで目にしますが、実際に膵臓がんは増えているのでしょうか? 「残念ながら、膵臓がんに罹患する方は増えています。私が医師になったのは30年以上前ですが、部位別に見たがんの死亡者数で膵臓はワースト10に入っていませんでした。 しかし、最近は上位に食い込んできていて、肺がん、大腸がん、胃がんに次ぐ第4位です」(花田氏) 国立がん研究センターの「がんの統計2023」によると、2019年に新たに膵臓がんと診断された方が4万3865人。2021年に膵臓がんで亡くなった方は3万8579人だった。 そして、死亡者数を男女別に見ると、膵臓がんは男性では第4位、女性では第3位になる。なんと、女性は乳がんよりも多いのだ。 データによる事実を突きつけられ、背筋が凍るような気がした。膵臓がんが増えていると感じてはいたが、死亡者数がそんなに多いとは……。 ※略 ■飲酒は膵臓を酷使させてしまう 初期症状がほとんどなく、発見が遅れることが多いのはとても怖いが、膵臓がんが「怖い」と言われるのはほかにも理由がある。 「まず検査が難しいというのが挙げられます。膵臓は胃の裏に隠れるように位置しているため、腹部エコー(超音波)検査で 膵臓全体がはっきりと確認できないことがよくあります。膵臓がんの早期発見と呼べるのは2センチ以下の場合ですが、この大きさで見つけるのはなかなか難しい。 また、膵管には『筋層』がないため、がんが数ミリの大きさでもほかの臓器へ転移してしまう場合があります。 さらに、抗がん剤が効きにくく、再発の確率も高い……。こうしたことから、膵臓がんは怖いと言われているのです」(花田氏) 聞けば聞くほど、怖くなる膵臓がんだが、ここで世の酒飲みのためにマストでしなければならない質問がある。 それは「アルコールが膵臓がんの原因になるのは事実なのか?」ということだ。 「はい、飲酒は膵臓がんの危険因子の1つです。アルコールは膵液の分泌を促す作用があり、膵液は1日に1リットルほど分泌されますが、 お酒を多く飲むとそれが2リットルほどに増えます。膵臓にとってそれはムダな仕事、つまり“空打ち”になってしまうんです。 膵臓がんの9割は膵管に発生するとお話ししましたが、この空打ちが膵管の内側の上皮細胞にダメージを与え、がんを作り出す原因の1つになっている可能性があります」(花田氏) ※続きはソースで 引用元: ・怖い「膵臓がん」 アルコールはリスクを上げる? 飲酒は膵臓を酷使させてしまう [ごまカンパチ★]…