1 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:24/02/18(日) 22:23:19 ID:LEc2 中でも、壊血病は恐ろしい病気だった。ある船乗りの日誌の中には、壊血病の身の毛のよだつような内容が記録されている。 「俺の歯茎はすっかり腐ってしまった。真っ黒な腐った血が流れ出ている。 太ももは壊疽を起こしていて、俺はナイフでこの腐った肉を削り取って、どす黒い血を無理やり流しだす。 土気色になった歯茎もナイフで削り、腐った血をしぼり出す。 俺は小便で口をゆすぎ、強くこする。ものを噛めないので、飲み込むしかない。 毎日この病気で仲間が次々と死んでゆく。包みや戸棚の裏でいつの間にか死んでいて、発見された時は目や指はネズミにかじり取られてなくなっている・・・・。」 ビタミンCの欠乏で起るこの病気は、当時原因がわからずそのために多くの死者を出した。 この病気で4人に一人の割で死んでいった。 バスコ・ダ・ガマは170人の乗組員で出発したが、壊血病で多くが死んでしまい、航海を終えてリスボンに帰ってきた時は44人だった。 2 名前:名無しさん@おーぷん[] 投稿日:24/02/18(日) 22:23:33 ID:LEc2 大航海時代の恐ろしい話 ~船の不衛生な環境と恐ろしい壊血病の恐怖~…