1 名前:仮面ウニダー ★:2023/12/09(土) 07:03:15.69 ID:rvWSJkOk.net ・日本で「キムチ」が大人気のワケ 日本では、どの観光地に行ってもその土地の漬物があるように感じる。にもかかわらず、 日本の食品需給研究センター「食品製造業の生産動向」によると、2022年最も生産された漬物がキムチだという。 2位には浅漬け、3位に生姜漬け、4位に福神漬け、5位にたくあんだそうだ。 キムチの消費動向をみると、やはり2003年に放送された元祖韓流ドラマ『冬のソナタ』辺りの時期がピークだったが、 2000年に入ってからは漬物国内消費がずっと1位だったと記憶する。 日本ではキムチ人気が大きなことになっているわけだが、私にはそんなキムチに関して苦い思い出がある。 幼い頃、実家がまだ長家で生活していた時、祖母、母親が漬けたキムチを隣近所にお裾分けした。 隣の日本人で市役所勤めの公務員宅の奥さんに持って行った時、目の前で「こんな臭いものが食べられるか」と投げ捨てられたのだ。 ・韓国より日本のほうが「ウマい」…!? 幼稚園児だった私は幼いながらその光景を見て、複雑な心境になったことを強く覚えている。 当時は電車に乗っても、朝鮮学校生とわかると「ニンニク臭い」とか言われた時代だった。 その後、ドラマ『冬のソナタ』が流行り、東京の新大久保に団体で韓国料理を食べに来ていた年配者を見た時には、 キムチの思い出が蘇り、少し腹もたった時期もあった。 いま、日本に行くと本当に驚く。以前は東京なら新大久保など、各地域でも特定な場所、 お店に行かないと韓国の食材やおかずは手に入らなかったが、いまはどこに行ってもある程度手に入る。 まして訪日したことのある韓国人が、「韓国より日本の韓国料理が旨い」と言うケースも多々あるのだ。 韓国人は海外旅行で2日目を過ぎると、口がキムチを求める。私のカミさんも最初、日本に2週間ほど旅行に来た時、 2日目からどこに行っても「キムチはない?」と聞いてきた。 ・韓国は「日本を超えた」のウラで…! 今年初めに大分県別府市で過ごした時も、駐車場のある韓国料理屋には韓国人の団体バスが止まっていたし、 小さな韓国料理屋に行ってもなぜか旅行中の韓国人がいた。 私の友人の韓国人も取材で1週間東京に行けば、新大久保で三日三晩は韓国料理を堪能すると話している。 本人曰く、「サムギョプサルは韓国より新大久保のほうがずっと旨い」と通い詰めだ。 私自身も日本からのお客を韓国でアテンドすることがあるが、焼肉(牛肉)の要望があった際には、 「日本でお住まいのご近所の焼肉屋のほうが断然美味くて安いですよ」と話すくらいだ。 本場、韓国人の多くが日本の韓国料理に舌鼓をうっているのだから、 日本人が韓国へグルメ旅行と称して行く必要があるのかと少し悩んでしまうほどだ。 そういう意味では、韓国旅行に行くという日本人にお勧めできるモノが私にはあまり見当たらない。 韓国に13年住んでも、私の不得手で素敵な場所やおいしい食を知らないのかとも思っていたが、 周りに聞いても「無いよ」と軽く返事を返して来ることが多い。 逆に、日本に訪れた多くの韓国人、その他の外国人が驚く「食の進化」はそれこそ日本人本来の質ではないだろうか。 私は韓国で芸術でも食でもエンジニアなことでも、基本的な学びは日本を薦めている。 長く勤める上で所得などの問題はあれど、初心の学びは日本で学んで損はないと私は思っている。 日本と韓国に長く住んでいる私からすれば、モノを進化させることは日本人以上に秀でる民族はない様に思えると強烈に痛感するのだ。 韓国は「日本を超えた」「先進国になった」というが、そういう意味では日本のほうが“圧勝”といえる。 豊 璋(在韓国コンサルタント) 現代ビジネス 12/8(金) 7:33配信 引用元:…