1 名前:昆虫図鑑 ★:2023/12/01(金) 11:07:54.34 ID:zSzeo2o5.net 9月に一斉に増えた生産・消費・投資の3大指標が10月に入って再び同時に減少した。 今年韓国統計庁が発表した10回の「産業活動動向」でトリプル変動(増加・減少)が起きたのは今回ですでに6回目だ。昨年トリプル変動が一度だけだったのと比べると異例の状況で、それだけ景気変動幅が大きくなったものという分析が出ている。 30日、統計庁が発表した「10月の産業活動動向」によると、前月比生産(全産業生産)は1.6%、消費(小売販売)は0.8%、投資(設備投資)は3.3%減少した。産業活動を示す3大指標が全て減少したのは7月以来で3カ月ぶりのことだ。 生産動向を示す全産業生産については2020年4月(-1.8%)以来3年6カ月ぶりの最大幅減少となった。8~9月連続でプラスを示し好調を継続していたが、減少に転じた。 特に製造業を含めた鉱工業(-3.5%)で生産が大幅に下落し、全体生産指数を下げた。政府は半導体部門の生産減少の影響が大きいと見ている。半導体生産は8月(13.5%)と9月(12.8%)連続で二桁の増加を見せたが、10月には前月比11.4%減少した。半導体の出荷も29%減少した。 統計庁のキム・ボギョン経済動向統計審議官は「半導体生産と出荷が四半期末に集中し、四半期初めには反対効果で減少する様相を見せている」と述べた。 政府は今回、主要構成指標が下落したのは基底効果による一時的な動向に過ぎず、景気回復の流れは続いていると線を引いた。企画財政部のイ・スンハン総合政策課長は「全産業生産が2カ月連続で1%以上増加した事例は2000年統計調査の開始以来、計12回だけだったが、このうち2回を除いて3カ月目にはいずれもマイナスを示した」とし、今回も同じ流れだと説明した。すなわち、8月(1.9%)と9月(1%)に全産業の生産が大幅に増えた分、今回もその基底効果で自然に減少せざるを得なかったという意味だ。 しかし、専門家は産業指標の変動性が大きくなった部分は憂慮すべき点だと指摘した。今年発表された産業活動動向で1・7・10月は「トリプル減少」が、2・5・9月は「トリプル増加」が続いた。統計庁の説明のように半導体の生産・出荷サイクル通りに変動幅が続いている形だ。 漢陽(ハニャン)大学経済学科のハ・ジュンギョン教授は「以前はこのような流れが見られなかったのに出ているということは、他の指標が半導体の変動幅を相殺できていないということ」と指摘した。 関連ニュース 【日本】全産業経常利益、20.1%増 7~9月期で過去最大、法人企業統計 引用元:…