1 名前:久太郎 ★:2023/10/25(水) 05:59:26.01 ID:28VAtu9m9.net 24日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループD第3節、レアル・ソシエダは敵地エスタディオ・ダ・ルスでのベンフィカ戦に1-0で勝利した。MF久保建英は先発出場を果たして75分までプレー。ピッチに立っている間、鮮烈なプレーを見せ続けた。 第1節インテル戦を1-1ドロー、第2節ザルツブルク戦を2-0勝利で終えているソシエダ。ここまで2敗のベンフィカを下せば勝ち点を7として、グループステージ突破に大きく近づくことになる。 ソシエダはいつも通り4-3-3のシステムを使用し、ボールを自分たちのものとして攻撃を展開。右ウィングの久保は6分にファーストシュートを放ったが、これはサイドネットを揺らすのみに終わる。対するベンフィカは12分、ロングフィードから抜け出したラファがシュートを決め切るも、これはオフサイドの判定となった。 優勢のソシエダは29分、オヤルサバルの浮き球から最終ラインを抜け出したブライス・メンデスがヘディングシュートでネットを揺らしたが、こちらもオフサイドを取られる。久保はというと、右サイドに位置するだけでは徹底マークの餌食となるために、オヤルサバルとポジションを変えて中央に位置するなどして存在感を放っていった。 日本人MFは30分、ペナルティーエリア手前でボールを受け、そのまま前進して左足でシュートを放つも、これもまたサイドネットを揺らすのみに終わった。また、その5分後にはペナルティーエリア内に侵入してシュートを放つが、アントニオ・シウバがブロック。久保はベンフィカDFのハンドを要求するも、腕がしっかりと胴についていたためにPKの笛は吹かれなかった。ソシエダはバレネチェアのシュートがわずかに枠の右に外れるなど、チャンスを物にできないまま前半を終えている。 後半もソシエダは攻勢を見せ、52分には右サイドでの久保とオヤルサバルの連係を起点に逆サイドのスビメンディがシュートを放ったが、これはGKトルビンの横っ飛びに弾かれる。さらに60分にはペナルティーエリア内右でボールを受けた久保が、オタメンディをキレのあるドリブルでかわしたが、右足で放ったシュートは枠を捉えることができなかった。オタメンディはアルゼンチン代表の名DFだが、久保はボールを軽くさらし、足を出してきた同選手を縦に抜いて見事置き去りにしている。 そして63分、時間が経つに連れてさらにベンフィカを圧倒していくソシエダが、スタジアムに駆けつけた3500人のサポーターに歓喜の叫びを上げさせる。ペナルティーエリア内左のバレネチェアが縦への突破からボールを折り返し、ブライス・メンデスがこれを左足で枠内に押し込んでCL3試合連続となるゴールを決めた。 先制したソシエダは、その後もベンフィカを攻め続ける。67分には久保がペナルティーエリア内右から内に切れ込み左足でシュートを放ったが、強烈な勢いのボールはクロスバーに直撃。スタジアムの観客は劣勢の自チーム、またはあまりに優勢のソシエダに向けてか、耳をつんざくようなブーイングをピッチに浴びせている。 76分、ソシエダのイマノル監督は両サイドで鋭いプレーを見せ続けた久保、バレネチェアを下げてカルロス・フェルナンデス、ザハリャンを入れた。久保はCLでの初ゴールこそお預けとなったが、それでもボールを持てばあのオタメンディを含めて1人かわすのは当たり前といった、ワールドクラス級のプレーを披露し続けている。 終盤はベンフィカの意地の反撃に遭ったソシエダだったが失点を許さず、1点リードを最後まで守り切って今季CL2勝目を挙げている。この結果、グループDの順位は首位レアル・ソシエダ(勝ち点7、得失点差3)、2位インテル(勝ち点7、得失点差2)、3位ザルツブルク(勝ち点3)、4位ベンフィカ(勝ち点0)となった。 引用元:…