1: Meta(東京都) [US] 2023/10/29(日) 17:52:23.02 ID:uXpADhtH0● BE:244661201-2BP(1500) sssp://img.5ch.net/ico/nida.gif 自転車のタイヤにはさまざまな幅があります。例えばレース用の自転車のタイヤの幅は、通学用自転車よりもずっと狭くなっています。一般的には「タイヤの幅が狭ければ狭いほどスピードが上がる」という考える人も多くいますが、1938年創業の自転車メーカーであるRene Herseのヤン・ハイネ氏は、「タイヤが狭くても広くてもスピードは変わらない」と解説しています。 Myths in Cycling (1): Wider Tires Are Slower ? Rene Herse Cycles ハイネ氏はまず20mm、23mm、25mmと幅の違う同じモデルのタイヤを用意し、その速度を計測しました。一般的には「幅の狭いタイヤで走った方が速い」と考えられていましたが、実際は幅の広いタイヤの方が速かったとのこと。さらにその後、28mmと32mmのタイヤでもテストしたところ、25mmのタイヤとほぼ同じ速度になったことが判明したそうです。 そして、非常に滑らかなアスファルトの上では、幅の広いタイヤ、少なくとも最大54mmのタイヤで速度が遅くなることはなかったとのこと。加えて悪路では、タイヤの幅が広い方が断然速かったことがわかりました。 ハイネ氏によれば、昔はこの事実はよく知られていたとのこと。1920年にフランスの雑誌「ル・サイクリスト」は、「幅の広いタイヤがしなやかである限り、幅の狭いタイヤと同じくらい速く回転する」と述べています。しかし、その後の数十年で、自転車レーサーの間でタイヤの幅を狭くしていくことが流行したため、「幅の広いタイヤの方が速い」という事実は忘れられていったとハイネ氏は述べています。 引用元:…