1: 守護地頭 ★ 2023/10/16(月) 07:12:43.25 ID:trIhuIX/9 定年退職したあと、一緒に人生を楽しめる友達はいますかー? 定年後、特に男性は友達作りに難儀し、悠々自適どころか逆に寂しい生活を送ってしまう人が少なくない。現役世代でも、会社や仕事関係にしか人づきあいがない人は、孤独生活の予備軍かもしれない。なぜ、友達ができないのか。どうすればいいのかーー。定年後や老後の「孤独問題」に詳しい精神科医に実態と「処方箋(せん)」を聞いた。 ある企業で管理職を務めていた男性Aさんのケース。 定年を迎え、職場で送る会を開いてもらった際、元部下からこんな温かい言葉をもらった。 「会社の近くに来ることがあったら、ぜひ寄ってくださいね」 退職後はのんびり暮らしていたAさんだが、3カ月もするとそんな生活に飽きてきた。 「一緒に遊ぶやつもいないし、やりたいことも、行くところもないな」 そんな時に、思い出したのが元部下の言葉。Aさんは人とのつながりを求め、かつての職場へと向かった。 だが……。受付で過去の肩書と名前を伝えたが、受付の担当者が替わっていて、自分が誰なのか把握してくれていなかった。かつて在籍した部署に連絡してもらうと、あの元部下がやってきて、よそよそしそうに5分ほど立ち話をしただけで去っていった。温かさはこれっぽっちも感じられなかった。 あとになって、この元部下が職場で発した言葉を、人づてに聞かされた。 「Aさん、本当に来ちゃったよ……」 もう、まったく気にかけてくれない。その現実を知ったAさんは、“海よりも深く”傷つき、孤独感にさいなまれたという。 「特に男性は、Aさんのように定年後に友達ができず、孤独に陥っている人がたくさんいます。退職が区切りにならず、元管理職だから、OBだからこれからも温かく迎え入れてくれるだろうと、過去との連続性を勝手に持たせてしまう傾向が強いのです」 そう指摘するのはこうした定年後や高齢者の「孤独問題」に詳しい精神科医の保坂隆さんだ。 保坂さんによると、女性は「ママ友」という言葉がある通り、保育園、小学校など子どものステージが変わるごとに、母親同士のつながりが生まれやすい。 一方、仕事に邁進(まいしん)してきた男性は、どうしても仕事や職場のつながりが中心になってしまいがちだ。「パパ友」という言葉もあるが、定着している感はない。現役世代でも、職場や仕事関係にしか友達がいない人は、はっきり言って孤独生活の予備軍である。 「生物学的に見ても、動物のオスは一匹で生きる強さを求められますが、人間も同じなのではないでしょうか。一人で強く生きなければならない、と考えるのが、男性の特性かもしれません」(保坂さん) 保坂さんは「執着」と、その対義に当たる「手放す」という2つの言葉をキーワードに挙げる。 40年もの長期間、仕事に打ち込んだ男性は、定年後も過去を手放せず執着しがちだ。 友達作りのチャンスが訪れても、かつての肩書を誇らしげに語ったり、仕事の武勇伝を一方的に話したり、相手はまったく興味がなく面白くもない話をしてしまうので、関係が深まらない。 とあるシルバー人材センターで働く60代男性の話。 この春、会社の役員だったという男性Bさんが入って来て一緒に作業をする機会があったのだが、過去の肩書を誇らしげに語った揚げ句、仲間たちに仕事の指示を始めたという。 「僕らはいつ、あなたの部下になったんですか?と思いましたね。自分が上、という態度が露骨で、すぐに嫌われましたよ」と男性は苦笑いするが、保坂さんによると、こんな残念な男性がごまんといるそうだ。 「〇〇社のBです、と肩書がアイデンティティーになってしまい、手放せない典型的な例です。定年退職後は、〇〇市に住んでいる『ただのBさん』でしかなく、ゼロからの出発なのに、それが自覚できないんです。こうした人はまず友達ができませんよね」(保坂さん) AERA 以下URL先で 前スレ 残念な“定年後おじさん”がすぐに嫌われる理由 現役時代の肩書を手放せない人は要注意 引用元: ・残念な“定年後おじさん”がすぐに嫌われる理由 現役時代の肩書を手放せない人は要注意★2 [守護地頭★]…