1 名前:八百坂先生 ★:2023/09/21(木) 19:11:32.96 ID:NTzLRi++9.net 浦和レッズの一部サポーターがスタジアムで暴力事件を起こし、それに対してJFA(日本サッカー協会)が厳しい処罰を下したというニュースは、イタリアでは多少の驚きをもって報じられた。 日本のサポーターと言うと、我々がまず思い浮かべるのは、試合後にスタジアムをきれいに掃除する姿であるし、 日本でプレーした経験のある選手に聞くと、「応援は熱いが礼儀正しく、女性や子どもも安心して試合を見に来られる」という答えが返ってくるからだ。 残念ながら、サッカーと暴力は、かなり昔から切っても切れない関係にある。 イタリアに限って言えば、サッカーで最初に死者が出たのは1920年、つまり1世紀以上も前にさかのぼる。 トスカーナ州の2チーム、ルッケーゼとマルチェロ・リッピ元イタリア代表監督の故郷ヴィアレッジョとの試合後に乱闘が起こり、混乱のなか、線審が撃たれたのだ。 それ以来、残虐な行為と犠牲者のリストは長くなるばかりだ。 【欧州サッカーのもうひとつの歴史】 ローマダービーで、反対のゴール裏から発射されたロケット弾で顔面を撃たれ亡くなったラツィオサポーターのヴィンチェンツォ・パパレッリ。 ジェノア対ミラン戦の後に、ジェノヴァのマラッシ・スタジアムの外でミラニスタ(ミランファン)に刺されたヴィンチェンツォ・スパニョーロ。 あるいは、シチリアダービー、カターニア対パレルモ戦後の両サポーターの乱闘のなかで殺された警官フィリッポ・ラチーティ。高速のサービスエリアで不条理にも警官の発砲で殺されたラツィアーレ(ラツィオファン)のガブリエレ・サンドリ。 ローマのオリンピコの外でロマニスタ(ローマファン)に殺されたナポリサポーター、チーロ・エスポジート......。 そしてその最大の事件は1985年5月29日、チャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ)決勝ユベントス対リバプールが行なわれていたベルギーのヘイゼルスタジアムで起こった悲劇だ。 39人ものユベンティーノ(ユベントスファン)がリバプールのサポーターに殺された。 全文はソースで 9/21(木) 10:35配信 webスポルティーバ 引用元:…