1: ボルネオウンピョウ(愛知県) [US] 2023/07/09(日) 13:59:47.46 ID:LEfrrB0z0● BE:156193805-PLT(16500) sssp://img.5ch.net/ico/monaazarashi_1.gif まずは身体的拘束。年間1万件超の拘束がある。 「基本的にね、精神保健福祉法に則のっとった拘束なわけ。それについて何だかんだ言うのは変だと思うよ」 厚労省で拘束要件を見直す議論が進む。医師の裁量が増え、拘束件数が増える懸念を示す声がある。 「議論が進むのはいいが、現場としては、粛々と法律に沿った形で拘束する。当然じゃない?」 過去20年で拘束件数は2倍に増えた。 「増えた増えたって言うけれど、厚労省が発表しているのは数だけ。病名や性別、年齢も発表していないから、具体的にどういう疾患で拘束が増えたか何もわからないの」 年齢や性別、疾患はこの場合、関係ないのでは。 「関係なくないよ」 どんな疾患でも、拘束されたことに変わりはない。 「中身の分析がなければ数字に意味がないって言っているの。拘束の数だけ発表してるのって変。分析できないのに答えられない」 そうでしょうか。 「精神科病院より一般医療での拘束の方がはるかに多い。知らない? 厚労省の班研究で施設内拘束って6万件あるんだぜ。そっちの拘束をなんで騒がないの?」(軽く机をたたく) 「拘束しないで、患者さんが逆に自殺したとか、転倒骨折したとかの方が怖い。医師が適切に判断していることをね、診察もしたことがないきみが、あーだこーだって言うのって変だと思わない?」「こっちだってね、好きで拘束やってんじゃない。拘束したら、監査の時にカルテを全部ひっくり返して見られてね、しかも診療報酬全くついてないんだよ、あれ」 山崎氏は拘束する権限をもつ精神保健指定医だ。 「拘束? してますよ」 心は痛まないのか。 「はあ? 治療の一環で拘束しているわけで、それを全然現場を知らないきみが土足で入ってきて、心痛みませんかって何なの? 失礼だよ」 取材で心を痛める精神科医に多く出会ってきた。 「ぼくはそんなふうには考えない。適切に法律で決まっている。患者さんの安全を考えて拘束して、なぜ心が痛むの? しないことで、もっと変な結果が出る方がおっかないじゃないか」 当事者は拘束しないでほしいと強く望んでいる。 「できないね。拘束して治療のプログラムに乗せるのが今の法律上の建前だ」 (つづく) 引用元:…