1 名前:Gecko ★ 投稿日:2023/05/28 1:49:19 ID:3節約のために、「朝ごはん」を食べないという人もいるでしょう。確かに、食事の準備や食べる時間、材料と調理に使う光熱費は節約できるかもしれません。しかし、お金と時間以外の面からみて、これは本当に適切な方法なのでしょうか。ここでは、朝食が体調や生活にどのような影響をおよぼすか、考えてみます。 ■朝食の欠食率 ある特定のグループにおいて、朝食を取る習慣のない人の割合を「朝食欠食率」と呼びます。この「欠食」とは、菓子、果物、乳製品、嗜好(しこう)飲料などの食品のみ食べる場合、錠剤などによる栄養素の補給や栄養ドリンクのみ摂取する場合、または何も食べない場合のことです。 日本人の朝食欠食率は増加傾向にあり、特に若い世代ではその傾向が強くみられます。厚生労働省が定期的に行っている「国民健康・栄養調査」では、朝食欠食率に関する具体的なデータが公表されています。 それによると、2007年以降の欠食率は男性で約15%、女性で約10%です。年齢グループ別に分類してみると、欠食率が最も高いグループは男女とも20歳代となっており、年齢が上がるごとに低下しています。 ■朝食を抜くメリット 朝食を食べないメリットとして、食費の節約をあげる人もいます。確かに、毎日の朝食を抜いて昼食とあわせてしまえば1日2食になるため、3食を標準とすれば単純計算で食費は3分の2に抑えられます。家計のすべての消費支出に占める食費の割合をエンゲル係数と呼び、低収入であるほどエンゲル係数が高くなる、つまり、生活水準が低くなります。 続きはソース…