1: 七波羅探題 ★ 2023/04/20(木) 15:29:38.65 ID:yDf1+Q8C9 読売新聞2023/04/20 08:38 高校で学ぶ主要理科4科目の一つ「地学」が、富山県内で存続の危機を迎えている。地質や天文、気象などを幅広く学ぶ科目だが、県立高校ではそもそも直近6年間で開講されていない。背景には受験の仕組みと専門的に指導できる教員の不足があるようだ。(吉武幸一郎) 専門教員 県内7人 「地学基礎」を学ぶ生徒たち。この日は大気の循環に関する授業が行われた(昨年12月、県立富山南高校で) 地学の学習内容は「固体地球」「岩石・鉱物」「大気・海洋」など。人類の居場所である地球と密接な関係があり、理科のほかの科目と比べても日常生活に近い。高校では、基礎的な内容を学ぶ「地学基礎」(2単位)と、「地学」(4単位)に分かれている。 県教育委員会によると、県立高校全39校のうち、今年度「地学基礎」を開講しているのは20校だが、「地学」は0校。ほかの理科科目の物理、化学、生物はいずれも30校以上(昨年度)で開講していた。 理由を県教委に尋ねると、正式回答は「各校は育成を目指す資質・能力や生徒の特性などを踏まえて次年度の課程を編成している。それらを踏まえて開講がなかったと考えている」だった。 そもそも、地学を専門にしている高校教員は少ない。教員らで組織する研究部会のうち、地学に所属する教員は7人のみ。関係者は「地学専門の教員自体、とても少ないのに、中学校に配属されたり、ほかの教科に流れたりしている。現実的に人がいない」と嘆く。 高校生「受験に不利」 高校生の目線ではどうか、街で聞いた。県立高校の3年生は「受験を考えると、地学は“使い勝手”がめちゃくちゃ悪い。進んで履修する人はいないのでは」と語った。 以下ソース元で 引用元: ・【教育】高校「地学」存続の危機、富山県立高では6年開講なし…受験生「使い勝手めちゃくちゃ悪い」 [七波羅探題★]…