私有地であることからおよそ20年にわたり一部区間で通行止めが続いていた茨城県神栖市の市道、通称「シーサイド道路」について、市が地権者から土地を買い取ることで和解が成立し、市は通行止めの解消に向け準備を進めることにしています。 神栖市の海岸沿いを走る市道、通称「シーサイド道路」は、神栖市波崎のおよそ80メートルの区間について、2004年に私有地にあたるという裁判の判決が確定し、一般の通行ができない状態が続いていたため、市は周辺の数百メートルについてう回するよう呼びかけるとともに、通行できるよう地権者と交渉を続けてきました。 その結果、市が地権者から土地を買い取る和解案と関連する1900万円の予算案が今月開かれた市議会で承認され、27日、地権者と契約を結びました。…