1 名前::2025/09/03(水) 19:45:53.58 ID:pIF3sTJ90●.net BE:123322212-PLT(14121) イスラム教徒(ムスリム)の礼拝に欠かせない「祈りの場」を設ける店舗が京都市内で増えている。 インバウンド(訪日客)の増加でムスリムの訪日旅行も増えているが、市内では数が少なく、重宝されているという。 バングラデシュ出身のラッセル・マハムドゥロ・チョウドゥリさん(51)は、京都市中京区三条通木屋町東入ルで 経営する南アジア料理店にムスリムの礼拝室を設置している。 貿易業を本業とするラッセルさんは、京都大で研究する妻とともに2008年から京都で暮らす。 当初困ったのは、イスラム教の戒律に沿ったハラル料理の店がほとんどなかったことだった。ムスリムは豚肉や酒類の摂取を厳しく戒める。 19年に自らハラル料理店を四条河原町で開業したものの、スペースが狭くて礼拝室が設置できず、現在の店舗に昨年4月に移転した。 ラッセルさんは「モスクにすぐに行くのは難しい。礼拝できず困っているムスリムが多かったので、祈りのオアシスになればいい」と話す。 部屋は現在、1日平均15~20人が利用する。 京都市内では、公共施設のほか多くの人が利用する商業施設や店舗も礼拝室を設けている。 京阪ホールディングスとJTB西日本が共同運営するニデック京都タワー内の観光案内所(下京区)に設けた礼拝室の利用者は、多い時で1日100人を上回るという。 イスラム圏からの旅行者は年々増加している。日本政府観光局の統計によると、 2025年1~6月にムスリムの多いマレーシアとインドネシアからの訪日客は前年同期比で3割前後伸び、ともに30万人を超えた。 中東からも同53%増の11万5千人が訪日している。 ムスリムが祈るのは、日の出前と昼過ぎ、夕方、日没後、夜の1日5回。 ラッセルさんは「瞑想(めいそう)の時間。気持ちをリセットし、転換できる」と話す。 引用元:…