長野県で元告発者「内部告発は身を滅ぼす」赤羽喜六さん(81)はいま、長野県の生家で暮らしている。妻と離れ、住み慣れた北海道を離れて既に8年。自宅を訪ねると、すぐ居間に招き入れてくれた。ICレコーダーのスイッチを入れ、あの内部告発の「その後」を問うと、後悔をうかがわせる言葉ばかりが口をついて出た。「やっぱり、内部告発は告発した本人の身を滅ぼすと思う。内部告発はすべきでない、と僕自身は思いますね。自分の会社のやっていることがイヤなら、黙って辞めていけばいい。見て見ぬふりをしておくことにはなりますが」「社会のため、人のため、世のため、と言ったって、自分の身を守れなかったら何の意味もない。僕自身、こうして(内部告発によって)躁うつという病気になって、親族や知人らが離れて、自分一人になって生活してみて、つくづく思うね。僕の名前が出たことで、きょうだいたちには特に迷惑をかけました」ミートホープは食肉加工の大手。複数の有名食品メーカーがミートホープの加工肉を冷凍コロッケやカレー、餃子などの材料に使用していた。一連の偽装は、「牛ひき肉100%」をうたいながら安価な豚肉を混ぜたり、消費期限切れなのにラベルを貼り替えて出荷したりしていたというもの。赤羽さんは身元を明かして新聞社に連絡し、それがきっかけで「偽装」は全国のトップニュースとなった。※上記リンクより、一部抜粋しています。続きはソースで関連記事…