ガソリンスタンドでライターを使い自分のミニバイクを燃やしたとして、兵庫県警神戸西署は13日、自己所有建造物等以外放火容疑で明石市のアルバイトの少年(16)を逮捕した。同署の調べに少年は「バイクのステップに垂れていたガソリンにライターで火を付けたことに間違いない」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は12日午後8時20分ごろ、神戸市西区伊川谷町別府のガソリンスタンドで給油後、バイクの車体に垂れたガソリンにライターの火を引火させ、周囲に延焼しかねない状況にさせた疑い。 同署によると、ライターを着火した瞬間にバイクは燃え上がったといい、気化したガソリンに引火したとみられる。少年は燃えるバイクを近くの空き地に移動させ119番。消防が放水して火を消し止めた。ガソリンスタンドへの延焼やけが人はなかった。少年のバイクは全焼した。 調べに対し少年は「興味本位でやった」と話しているという。…