1: 上下左右 ★ 2023/02/04(土) 21:33:44.42 ID:S85XRyka9 国立がんセンター部長が提言、がん検診を「受けすぎる人」に及ぶ“4つの害”と高齢者の検診リスク 1/29(日) 21:02配信 週刊女性PRIME 先月の7日、厚生労働省は国のがん対策の基本計画案をまとめ がん検診受診率の目標を50%から60%に引き上げた。 日本のがん検診受診率は、男性の肺がんを除いて50%に達しておらず 先進諸国のなかでも最低レベル。今回の目標値の引き上げは 早期発見によるがん死亡率の減少を目指し、検診促進策をより強化しようとするものだ。 その一方で、実は近年、検診を“受けすぎる人”の害が問題になっている。 受けない人の害は理解しやすいのだが、いったい受けすぎる人の問題とは? その疑問に、国のがん研究の要である国立がん研究センターの検診研究部部長であり 検診対策の立案・普及の最前線で活躍する中山富雄医師に答えていただいた。 「まず明確にしておきたいのは、がん検診には、がんによる死亡リスクや 治療のダメージを減らすという大きなメリット=利益があるということです。 コロナ禍でがん検診の受診控えが起こった結果、今後、進行がんで見つかる人が増えることが懸念されています」 一方で受けすぎることによる害=不利益は、大きく4つあると中山先生は語る。 1. 放射線被ばくの影響 病気やケガでX線やCT検査を受けるのはやむをえないが 生涯の被ばく量はなるべく減らすことが望ましい。 2. 検査による身体のダメージ 胃がんのバリウム検査では、バリウムの排出不良による便秘 大腸の内視鏡検査では下剤による脱水や、腸を傷つけるリスクがある。 3. 要精検の際の精神的不安 要精検となると、がんではなくても、「がんかもしれない」と不安や動揺を感じたり、精神不安定になる。 4. 過剰診断の増加 放置しても命に影響を与えにくいおとなしいがんが見つかるケースが増え、救命に必要ないはずの治療が増えてしまう。 では、受ける利益と受けすぎる不利益はどこに境目が? かえって不健康に?高齢者の検診リスク 「がんにかかりやすい年代に絞って検診を行えば、その利益は大きく、不利益を上回ります。 これまでの研究の結果、がんの死亡率低下という利益が大きいとされているのが 現在、自治体や職域で行われているがん検診です」 例えば、中高年で増える乳がんや大腸がんの検診は40歳から 若い女性にも多い子宮頸がん検診は20歳から受けるよう推奨されている。 一方、現在日本では、がん検診の対象年齢には上限がない。 多くの高齢者が検診を受け続けているが、このことが、受けすぎる害を増やしているおそれがあるという。 続きはソースにて 引用元: ・【社会】国立がんセンター部長が提言 がん検診を"受けすぎる人"に及ぶ“4つの害”と高齢者の検診リスク [上下左右★]…