嫁(旦那)との馴れ初めを語れ219: 名無し 15/05/04(月) 01:49:51 ID:NLv 俺と嫁、文芸部の先輩後輩。部誌の穴埋め企画で「I love youをどう訳しますか」(元ネタは夏目漱石のアレ)というお題が出て、嫁の回答は「あなたの喜びと哀しみに触れたい」というものだった。何か妙に印象に残って、気が付いたら恋していた。告白するときに、ふと思い付いて、嫁の訳を引用したら少し笑って受け入れてくれた。3年付き合って、プロポーズをした。嫁は「はい、よろしくお願いいたします」とお辞儀をして、その後に「長生きしてください」と付け足した。それは、例の部誌のお題で俺が訳した「I love you」と同じ言葉だった。嫁も、俺の訳を気に入ってくれていたらしい。部誌の出版からそろそろ干支一周、引っ越しの度に書棚の整理をするけど俺と嫁、二人分の部誌はどれだけぼろくなっても捨てられない。…