海外の運転免許証を保有する外国人が日本の免許証を取得する「外免切り替え」を巡り、警察庁は29日、10月1日から住所確認のため原則として住民票の写しの提出を義務化することを正式に決定した。住民票がない外国人観光客には切り替えを認めない。 同庁は道路交通法施行規則の改正案について、7月11日からパブリックコメント(意見公募)を実施。8月9日までに681件の意見が寄せられ「日本の免許制度の信頼性を高める上で非常に重要」といった賛成意見が目立った。公募を経て、10月1日の施行を決めた。 外免切り替えは、道路交通に関するジュネーブ条約に加盟していない国から来日した外国人を中心に利用されている。筆記試験が簡単なうえ、ホテルで短期滞在中の観光客でも取得できる点を問題視する声があった。 日本での運転に必要な交通ルールを身につけてもらうため、警察庁は10月から筆記試験の問題数を従来の10問から50問に増やすほか、必要な正解率を70%から90%に引き上げる。…