第二次世界大戦後、GHQの占領下で「ある1冊の本」が市場から密かに消え去りました。これは戦後の『焚書』政策の一環で禁書指定にされた本ですが、、その過程で焚書・廃棄にされた他の7,768冊とは全く事情が異なっています…なぜなら、GHQが禁書指定にした本の多くは「天皇制」や「国体」など、当時の日本について書かれたものがほとんどだったのですが、、この本のテーマは、第二次世界大戦と関係ないどころか、それよりも700年以上も前の鎌倉時代の出来事…元軍が日本に襲来した「元寇(げんこう:1274年・1281年)」についてです。教科書でも数行レベルの扱いにもかかわらず、、一体何が不都合だったのでしょうか?なぜ隠す必要があったのでしょうか?この鎌倉時代の「元寇」について、GHQが行ったのは焚書だけではありません。実は、教科書でも戦前と戦後で書かれている記述が明らかに変わっているのです。というのも、戦後の教科書には「元軍が日本を襲った元寇は、 2回とも偶然の神風(台風)によって救われた」と書かれていますが、、このように書かれるようになったのは、戦後GHQの占領下で作られた教科書『くにのあゆみ』 から。幕末から明治にかけて最も読まれた歴史書である『日本外史』には神風という言葉すら出てこず、、鎌倉武士の奮闘のみが描かれています。実際残された史料を見ても、教科書とは食い違う事実ばかり….しかし、いかに日本が強かったとはいえ、700年以上も前の「鎌倉時代」のことですから随分と昔の話です。第二次世界大戦にも全く関係ないのに、なぜ、GHQは教科書を書き換え、焚書に指定までして「元寇」の真実を日本人の記憶から消し去ろうとしたのでしょう?一体彼らにとって、何が不都合だったのでしょうか?それは、この元寇は単なる歴史の一幕ではなく「日本人の強さを象徴する出来事」だと考えたからかもしれません。そして、第二次世界大戦で日本と対峙し、その強さを恐れたアメリカだからこそ、この日本人の中に眠る根源的な強さの秘密に気がついたのでしょう。この歴史の事実を知ってしまえば、自分たちの強さを知ってしまえば、日本はまた国を守る戦いに立ち上がる。またアメリカや戦勝国にとっての脅威になる・・・そう考えたのです。700年前から変わらず、私たち日本人の中に眠る「強さ」とはーー。まさにGHQが禁書に指定した1冊から、歴史の真実が浮かび上がります…新発売「国難と北条時宗」復刻版まずは「目次を見る」をクリックして詳細をご確認ください。続きは次のページをご覧ください。…