1:ぐれ ★:2022/05/27(金) 19:38:17 ※2022/5/27 7:00 朝日新聞 なじみの自動車整備工場から届いたメールに、横浜市の会社員男性(32)は目を疑った。 「予約がいっぱいで、入庫は最短でも1カ月後になります」 力強い走りで知られる愛車BMW「M3」のヘッドライトがつかなくなった。今春、この整備工場に修理できるか問い合わせたが、「予約で手いっぱい」と断られた。かつてなら1週間も待てば受け入れてもらえた。男性は車好きとして今後を案じる。 「エンジンやタイヤの故障だったら、もっと困っていた。すぐに直せない状況が続くのなら、車を保有することも不安になる」 埼玉県内を中心に整備工場を構える中嶋自動車工業(さいたま市)に、整備士を勧誘するこんな電話がかかってくるようになったのは5年ほど前からだ。 「年収3倍を約束するので、別の工場で働きませんか」 電話の主は自動車整備士を派遣する人材会社だった。 中嶋自動車には、約30人の整備士がいる。「顔が見える整備工場」をめざそうと、店ごとのホームページ(HP)に整備士の写真と名前を載せていた。人材会社の担当者はそれを見て電話し、それぞれの整備士に取り次ぐよう名指しで依頼してきたのだ。 続きは↓…