1:神 ★:2022/04/26(火) 14:14:24 日本のEV市場でリーダーになりたい…日産自動車 チーフマーケティングマネージャー EV担当 柳 信秀氏[インタビュー] 2022年4月26日(火)11時30分 日産のEV戦略が加速している。『アリア』のデリバリーがいよいよ始まり、さらに今年度初頭には「軽EV」の投入が予定されている。日産の現在、および今後のEV戦略の方向性について、日産自動車 日本マーケティング本部 チーフマーケティングマネージャーオフィス チーフマーケティングマネージャー EV担当の柳 信秀(やなぎ のぶひで)氏に話を聞いた。 (略) 柳:もともと軽の補助金は20万円程度想定で、一番下のグレードが200万円を切る価格にしたいとしていましたが、当社の軽EVの仕様だと今年度は補助金が55万円になる見込みですので、実質の負担額はもっと抑えられる計算です。そうなると、軽のガソリン車の上位グレードやコンパクトカーのエンジン車と同じ位の負担になることも期待できますので、多くの方々の検討対象になってくるのではないかと思います。 ランニングコストについても、今はガソリンが高いですし、お車を毎日通勤・通学でお使いになられているお客様や、ご自宅からガソリンスタンドが遠いお客様は、家で充電しておけばスタンドに行かなくても済みますし、とても便利に使えます。また、戸建てにお住まいの方で、普通充電器を用意できれば、かなり安いご負担でお乗りいただけます。そういうお客様にアピールしていって、一人でも多くのお客様にEVの魅力をお伝えして、ご購入いただけたら嬉しいです。 航続距離については、バッテリーが20kWhで現行のリーフの半分くらい、航続距離もリーフの約半分くらいなのですが、軽をお乗りになっているお客様のデータを見ると、8割くらいの方が一日50キロ前後の走行距離ですので「ちょっと買ってみようかしら」となると思うのです。 ただ、我々が良い商品だと思ってお出ししても、お客様に確実に受け入れていただくには、お客様の生活のためのクルマとして、価格も含めて、しっかりとアピールしていかなければなりません。…