1:まそ ★:2022/04/04(月) 12:25:50.91 ID:hpc1MBMA9.net BMWにでもなったつもり!? マツダの次世代をになう「ラージ商品群」の第1弾となるのが、DセグメントSUVの「CX-60」である。CX-60は日本でも販売予定だが、まずは去る2022年3月上旬に欧州で先行デビューしたことは既報のとおりだ。それに合わせて欧州各国のマツダ公式ウェブサイトではCX-60現地価格も発表されたのだが、その価格が「高いのでは?」とクルマ好きの間でちょっとした話題となっている。 というわけで、ここでは英国におけるCX-60の価格を例にとってみる。スタート価格となる「エクスクルーシブライン」グレードの価格が4万3950ポンド(邦貨にして約703万円、以下同じ)、最上級の「タクミ」で4万8050ポンド(約768万円)である。いっぽう、現在のマツダ国内フラッグシップである「CX-8」は最上級グレードでも本体価格500万円を切る。こうして額面を単純に比較すると、なるほどCX-60は明らかに高価に見える。しかも、この後にはさらに高額になるであろう3列シートの「CX-80」も控えるのだ。 すでにご承知の向きも多いように、CX-60は、エンジンを縦置きするFRレイアウトをベースとした新開発アーキテクチャーを土台とする。FRレイアウトといえば世界的にもメルセデス・ベンツやBMWを筆頭とする高級車ブランドが好むレイアウトであり、マツダにしても一部のスポーツカーをのぞけば、1990年代半ばごろには横置きFFレイアウトベースに統一されていた。にもかかわらず、ここにきてのFRレイアウト回帰に加えて、このご時世に新しく直列6気筒エンジンまで新開発するという。しかも、その注目の第1陣が邦貨換算700万円台となれば、「マツダはBMWにでもなったつもりか?」と賛否を生むのも当然かもしれない。 しかし、実際のところ、CX-60は本当に高価なのだろうか。 ※700万円という価格は英国市場向けPHVモデルの価格です。日本市場向けの下のグレードは300万円台からになるそうです。…