1 名前:BFU ★:2025/08/18(月) 15:02:53.75 ID:9f8efTO19.net 平成初期、スペインやギリシャを訪れると、1泊3000円台で清潔なホテルに泊まることができ、物価は日本の半分か3分の2で、経済大国の国民の恩恵を実感したものである。 ところが今や、ホテル代や物価が日本より安い国はヨーロッパにほとんどなく、かつて世界中どこにでもいた日本人旅行者に会うことも少なくなった。地元の店先に当然のように並んでいた日本語版のガイドブックは中国語版やロシア語版に取って代わられた。 1995年から2024年までの1人当たりの(名目)GDPの変化を見ると、日本は4万4210ドルで世界第3位だったのが、3万2498ドルに減り、世界38位まで転落した。 一方、ギリシャ、ポルトガルと共に「EC(現・EU)の三貧」と呼ばれたアイルランドは、24位・1万9093ドルから2位・10万6456ドルへと大躍進した。 恐ろしいことに、統計が明らかな177カ国のうち、1人当たりGDPを減らしたのは、日本、リビア、ナイジェリアの3カ国しかない。リビアは2011年のカダフィ政権崩壊後内戦状態で、ナイジェリアは昔から腐敗が深刻な国である。実質的に日本の独り負けという状況だ。 引用元:…