1 名前:煮卵 ★:2025/08/17(日) 16:35:07.48 ID:YL7a0j/w9.net (CNN) 今週発表された米ギャラップの最新の世論調査で、米国人の飲酒率が過去最低になったことが分かった。アルコール飲料を飲むと答えた人は54%にとどまった。 ギャラップは1939年から米国人の飲酒行動を調査しており、2001年からは健康への影響に関する認識も尋ねている。今回初めて、過半数に当たる53%の米国人が「1日1~2杯の適度な飲酒も健康に悪い」と回答した。 アルコール消費の傾向を研究するコロンビア大学の疫学者、キャサリン・キーズ氏は調査結果について、「これはわれわれ公衆衛生に携わる者が長年訴えてきたメッセージだ」と説明。「このメッセージが一般の米国人にも浸透しているように見えるのは本当に心強い」とコメントした。 アルコールを飲む人の間でも、飲酒量は減少している。過去24時間以内に酒を飲んだと答えた人は24%と、過去最低を更新。一方、最後に飲んだのは1週間以上前と答えた人は40%に達し、2000年以降のギャラップの調査で最高になった。今回の調査は7月に実施された。 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)中に急増したアルコール消費量はその後、減少に転じている。 意識の変化がこうした飲酒行動の変化を促しているのかは不明だが、飲酒量の落ち込みは世代を超えた現象だ。Z世代は上の世代に比べ飲酒量が少ないが、34~54歳の成人でも23年以降に10ポイント減少、55歳以上でも5ポイント減少した。 健康リスクゆえにアルコールを控えた方が良いことを示す証拠は増えており、「適度な飲酒は健康によい可能性がある」という長年の認識は否定されつつある。 14日には、米国心臓協会(AHA)と米国心臓病学会(ACC)が、血圧に関する最新のガイドラインを公表。「男性は1日2杯、女性1日1杯まで」という従来の推奨をやめ、アルコールは控えるよう勧告した。 マーシー前米公衆衛生局長官はこれに先立ち、アルコール摂取ががんのリスクを高めると警告し、アルコール飲料に記載される警告ラベルを見直すよう求めていた。 [CNN] 20日5/8/17(日) 15:38 引用元:…