
1 名前:少考さん ★:2025/08/17(日) 06:44:47.47 ID:WY1mGCtV9.net 「はだいろ」を使わなくなった日本と、アメリカで「24色のはだいろ」のクレヨンが生まれた「多様性」の世界 | HugKum(はぐくむ) 2025.8.16 お子さんと塗り絵をするときに色鉛筆やクレヨンから「はだいろ(肌色)」がなくなったことに気付いてびっくりした方もいらっしゃるのではないでしょうか?そしてアメリカでは肌色が24種類もある画材がありました。これは、最近よく耳にする「多様性」を考えるきっかけになるかもしれません。 タグ:文具マニアふじいなおみ 小学生 3~6歳 はだいろ表記をやめた日本 日本では2000年頃には「はだいろ」がなくなっていました 🔸「はだいろ」から「うすだいだい」や「ペールオレンジ」へ 筆者の記憶をたどってみると性別に特化した職業の呼び方が変更になった時期がありました。例えば「保母さん→保育士さん」「看護婦さん→看護師さん」などです。そんな中「はだいろ」も時代の流れに沿って同じ頃に「ペールオレンジ」や「うすだいだい」と変更がされていました。 お子さんと塗り絵などをしていてクレヨンや色鉛筆などの色が「はだいろ」ではなくなっているのに気付いて驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 筆者は日本がこの頃から「多様化」を意識し始めたと考えています。 24色のはだいろを提示したアメリカ文具 アメリカのクレヨンメーカーが作ったはだいろ画材 日本よりもずっと多様性に溢れるアメリカ。そこで100年以上作られ、愛されている画材メーカー「クレヨラ」が発売したのが「カラー オブ ザ ワールド 世界のお友達 クレヨン 24色」。この24色はすべてに異なる色名が付けられてはいますが、すべてが肌の色をしています。 コスメブランドとともに選んだ24色 これらの色を決めるにあたって、大手コスメブランド「MAC」の専門家と提携をして、特別に配合されたのがこのシリーズです。 実際にクレヨンを塗ってみると、薄い色も濃い色も、柔らかであったり力強い色もあります。多くの方の肌を見てきた専門家だからこそ作り出せた色ではないでしょうか? 基本の色として「アーモンド」「ローズ」「ゴールデン」の3つを選び、繊細なグラデーションでさまざまな肌を表現しています。 個性や文化の違いを“普通のこと”に 多様性が当たり前になりつつある世界で、遊びの中で「さまざまな肌の色があるのが普通のこと」として学ぶきっかけになる「カラー オブ ザ ワールド (Colors of the world) 世界のお友達」。クレヨンのほかに色鉛筆・マーカーもあります。 思い出してみると筆者が子どもだった頃は外国の方がいらっしゃるというだけで緊張したり、どう振る舞えばよいのかがわからなかったりと、恥ずかしながらどこか特別な存在と考えていたのかもしれません。 一方、小学4年生になった娘の小学校には、保護者が外国出身であるお子さんもいらっしゃいます。そのお子さんとはもちろん、外国出身の保護者の方とも自然に接する娘を見ていて、これこそが多様性を受け入れている姿なのだろうなと感じました。それ自体が当たり前のこととして生活できる環境が日本にも根付き始めていると考えたいです。 はだいろだけ集めた画材(クレヨン他)を販売する理由 「カラー オブ ザ ワールド (Colors of the world) 世界のお友達」を販売する意図について、輸入代理店は「多様性に関する認識が根付き始めたばかりの日本で、子どもたちに身近なクレヨンなどを通して『気付き』と『理解』のための機会を、色遊びの中で提供します」という一文で表現しています。 肌の色はたくさんあります。でも肌の色に優劣などない、みんな同じ「世界のお友達」なのだと、筆者は改めて考えさせられました。 まとめ (略) ※全文はソースで。 引用元:…