街中では、交通取り締まりをおこなう「白バイ」と呼ばれるバイク隊を目にすることがあります。 そんななか、全国各地には白バイのほかにもさまざまなバイク部隊が存在しており、大阪府には「スカイブルー隊」と呼ばれるバイク隊が存在するといいます。 大阪府警に存在するといわれているスカイブルー隊は、通称「青バイ」とも呼ばれており、青塗りのバイクであることからそのように呼ばれています。 白バイは、通常街中で交通取り締まり業務をおこないますが、青バイはどういった活動をおこなっているのでしょうか。 青バイが所属する大阪府警の地域部の担当者は以下のように説明します。 「青バイは『地域部第一方面(または第二方面/第三方面)機動警ら隊』に所属しており、3つの部隊に分かれて交代で24時間体制でのパトロールをおこなっています。通常、白バイは交通部に所属しているため、バイク部隊が地域部に属しているのは大阪府のみとなります。活動としては、ひったくりなどの抑止活動をおこないつつ、事件が起きると容疑者の確保や被疑者の検挙にあたるなど、『犯罪検挙抑止活動』を主としています」 青バイの車両の特徴について、前出の担当者は以下のように話します。 「青バイは、400ccの中型バイクが用いられています。犯罪などの取り締まりで細い道を通ったりする関係で、小回りの効くバイクが採用されており、青バイ発足当初は250ccが用いられていましたが、現在は400ccとなりました。サイズ以外では、無線やサイレンなど白バイと同様の装備が搭載されています」 青バイの車両は、被疑者が街の小道などに逃げてもすぐに機動力をあげて検挙できるように、小回りの効くバイクが用いられています。…