元スレ 全てのレス 1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします:2014/07/10(木) 17:55:32.46 :n5K1GXpeO 「では、行ってきます」 今日は友達の家でお泊まり会をするらしく 香風家長女であるチノは そう言い残して家を出ていく 香風家が営むラビットハウス その店先では チノの父親と家族ではない少女がチノを見送る 2人の表情には穏やかな笑みが浮かんでいたが それはチノが見えなくなった途端に 暗く影を落とす いつからこんな関係になってしまったのかと 悔いる反面、渇望して止まないその感情に痛みを受ける父親は 眼下の下宿させている少女を見やる 見上げる少女の笑みはぎこちないものだった…